2日目は、体が不満

お店に、斎藤昌三『少雨荘書物随筆』知の自由人叢書国書刊行会)入荷しています。定価12000円+税を8000円で販売中。買おうか悩んでいた方、チャンスでござる。


寝坊した。あわてて自転車で高田馬場へ向かう。みんな準備が終わってのんびりしているところ、自分だけ、せっせと棚前の整理。寒さも忘れる。1時間交替の店番、今日は遅番。最初の1時間、いきなり休憩になる。BIGBOX裏の喫茶店で飯島さんと話したり。


11時から店番。ダルダル。さっきセドした『五十周年の新宿あづま』、田中光顕『維新風雲回顧録』、未来社カール・シュミット本を数冊精算する。あくびが、次から次へ放たれる。やる気、出ないなぁ(いつもだけどな)。


芳林堂へ行き、プチグラの『あたらしい教科書2 本』を買う。これ、売れそうですよね。内容は、どうでしょう。楽しみに読むことにします(すぐに読めるだろうか)。4時から、1日に1回だけある3時間連続休憩。自宅へ戻る。昨日借りた映画「パッチギ!」を見ることに。評判がいいので期待していたのだが、「普通」としかいいようがないっす。喧嘩のシーンはさすが。細かい暴力シーンが説得力あり。いや、「ガキ帝国」と全く同じ感想しかないです。悪くはない、でも良くもない。井筒監督が嫌いそうな「セカチュー」を知人宅で先日見たのだが、あっちの方が全然面白かったよ、意外に(笑)。脇役陣が良くて、日常の描き方に好感。いや、馬鹿にしたもんじゃないですよ。なんでも見なきゃね。見る前から「セカチュー」に対するヒステリックな物言いには批判的なのだ、自分は。「マイナー蔑視のメジャー」と変わらない精神構造だから。


7時に戻る。3時間放置で棚はガタガタ。これを直すの、快感。これだけは何年やってもいいもんですよ。リアル古書店の楽しさね。最後の1時間休憩で食事。〈はなまるうどん〉へ行く。荻原魚雷さんと行って以来、お気に入りになってしまった。かけうどんにコロッケ、げそ天が定番。目の前で、4人がけの席に1人で座ってる若者。そこへ3人の親子が入ってきた。たくさん席が空いているというのに、なぜか若者を囲むように相席。なぜだ!!


9時閉店。今日もそこそこの売り上げ。明日の朝、本を追加しなくっちゃ。


そういえば、久世光彦さんが亡くなったって? ビックリ。だって先日の『浅草』出版記念会で拝見したばかりですよ。サングラスかけて、濃いメンバーの中でもメチャクチャ目だっていた姿を思い出します。合掌。


■『早稲田古本屋日録』情報
本日発売の「週刊文春」にて、紹介していただきました。ありがとうございます。岡崎さんの『気まぐれ古書店紀行』はでっかく載ってます!


先日、「日刊ゲンダイ」で日垣隆さんが本について書いてくれた記事がWEBで読めます。どうせなら金持ちのボンボンが良かった! 日垣さん、本当にありがとうございました。
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=24857


で、またアマゾンが出荷遅くなっちゃった・・・。bk1、買えます。
http://www.bk1.co.jp/product/2648934


■おまけ
先日「WiLL」の連載「毎日更新!三面記事リンク集」で見つけたんだけど、文教堂書店のサイトで、雑誌売り上げの実数が公開されています。どっちが売れてるんだ!と気になる方に朗報です。楽しいですね。
http://bignet2.bunkyodo.co.jp/bignet2/magranking.asp