コーヒーを飲み干せ!

またしても一番を引いてしまった。3時間休みの順番である。いきなり1時まで休みなので、開店後自宅へ帰る。借りていた映画「下妻物語」を見る。ツタヤの半額で、よくばって借りすぎたよ・・・。ゲッ、面白いじゃん、これ。たいしたことが起きていないのに、派手な日常に見える構成の良さ。おもわず笑ってしまう実験的な映像。フカキョン、凄げぇな。ホント見てよかった。ツタヤ半額万歳!(そこかよ)


午後、レジを打ちながらメールチェックをしていると、近寄ってくる影が。坪内祐三さんだ。18日のトークショーのことなどをしゃべる。お帰りになった直後、謎の男あらわる。頭のテッペンにお茶のペットボトル(中身入り)を乗せた50歳ぐらいの男。何かで固定してあるのだろうか。落ちる気配がない。そこに「WiLL」の小幡姐さんが登場。ボトル男を見て大爆笑。男が本を見ていると、姐さん、「何を読んでるか見てくる!」と見に行く(さすがだ)。英和辞典だったとか。その後、ボトル男は帳場近くへ来て静止。何かと思ったら、ハーモニカを取り出して「むすんでひらいて」を演奏。なんなのですか! ていうか坪内さんだったら、どんな反応だったんだろ。


柳瀬徹夫妻が来場。裏の喫茶店へ行き、話す。みんなで「ため息」を吐きつつね。差し入れをもらってしまった(めちゃおいしかったよ!)。その次の休み時間には、「編集会議」で取材をしていただいた、ライターの北條さんが来て、晩鮭亭さんも来た。3人で2階の〈パピエ〉に。丸テーブルを囲み、『どうで死ぬ身の一踊り』の話ほか、いろんな話。今日、コーヒー何杯飲んだろ。


こいさんが、「ポークカレー」を「カツカレー」と言ってみんなからつっこまれていた。「そうかぁ、どうりで衣が無いと思ったよ」。言葉が出ないよ!


土曜日のせいか、夕方以降の売り上げが鈍い。電車の利用者が少ないのですね、週末は。明日は日曜日。8時終了になります。よろしゅう。


■『早稲田古本屋日録』情報


▼明日、3月5日(日)、文化放送大野勢太郎の日曜昼型ラジオ」に出演します。午後2時頃より15分間ほど。『早稲田古本屋日録』や、古本について話します。


▼ネットでのご購入は
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