東京は燃えたか

午前中は本の整理。古本市用、店用に分けていく。少し値つけ。本というものは、買うほうも減らないものだが、売るほうも減らない。


午後、昨日は入れなかった区立中央図書館へ。その前に昼食をと思い、駅前の〈はなまるうどん〉。食べてから「いざ出陣」と思い、駅方向へ向かうと、ポンと肩を叩かれた。振り返ると、それは人の手ではなく、鳩の糞だったのである。高田馬場、早稲田エリアでは名物である(早稲田には「鳩屋敷」があった。二階の窓が開け放しており、全部が鳩部屋になっていた。虹書店向かいのパチンコ屋のところ。その後、謎の火事で全焼)鳩爆弾。うわぁと声が出る。ショックで「黒岩比佐子さんの呪いだ!」とか他人のせいにしてごまかしたり(おいおい)。一度帰宅。テンション下がる。


出直してようやく到着。地域資料室で本探し。「空襲」の棚を探していたら、『東京は燃えたか』という本がある。どれどれ、と見てみると、これ、東京オリンピックの本だよ! ホントに燃やしちゃダメだよ! 美術の棚の「竹久夢二」から「鉄拳」につながるあたりもステキだ。5冊ほど借りて帰ってくる。店に行くと、親父に「今、岡島君(牛イチローのこと)が松屋のポスター持ってきたぞ」という。電話すると馬場の「ブ」へ向かっているという。あわてて、中央図書館に無かった本を借りに大学正門近くの鶴巻図書館へ行き一冊借りて、そのまま馬場「ブ」へ。すでに牛イチローのカゴには図録がたっぷり。その後、BIGBOX2階の喫茶店でお茶。7時すぎにわかれる。


海野弘コレクションの2巻が昨日、取次搬入された。来週頭には並ぶんじゃないだろか。栞には岡崎武志さんも登場。