中野の先に道は無く

青空古本祭用の目録入力を。半分まで入力。3分の2ぐらい入力して、あとは日曜日、久々のセドツアーで買った本で埋める予定。終日目録作業。


閉店してから高田馬場へ。駅で名古屋から出てきたAさん(酒ぐせの悪いメガネ
女子)と待ち合わせ。上京中だということで食事。今日まわったのが、書肆アクセス、日テレの岡本太郎、ABC六本木というステキな組み合わせ。夏休みを利用して明日から、ひたちなかで開催されるロックイベント(ラストに登場は永ちゃん)に行くそうだ。チラシを見せてもらったら、初日のメインステージではいきなりウルフルズからDJ OZMAという濃いリレーが。でもその数組あとが平井堅というのがステキだ。アジア料理〈マヤ〉へ。2150円でドリンク付きのコースは満腹になりすぎのお得感。これから〈コクテイル〉と〈よるのひるね〉に行くというので、じゃあ、君の憧れの荻原魚雷さんを呼び出そう、ということで電話。いた。


コクテイル〉で待ち合わせ。3人で飲んでいると、岡崎さんの本の装丁も手がける石丸澄子さんが。4人で飲む。Aさんは〈よるのひるね〉に取りにいかなくてはならないものがあるらしい。泊まるとこが決まってないというので、魚雷さん宅に泊めてもらうことに(奥さんいるかんね。ていうかすみませんね・・・)。12時半だし、自分も帰ろうとAさんと駅へ。反対方向なので別れる。と思ったら電車が中野までしかいかないじゃん! 終電ってこんなに早かったっけ? あぁ、いつもはこの時間で高円寺だと魚雷さんの家で始発まで飲んでいるのであった。不覚。


中野で下りて、とりあえず早稲田通りまで歩く。この時間だと、むしろ裏道よりブロードウェイに向かうメインストリートの方が寂しいんだなぁ。タクシーに乗ろうかと思うが、なんとなく歩いて帰ることにする。店の明かりが、提灯のようにポツリポツリと道を照らしている。数百メートルごとに、道でキスをしているカップルが。と思ったら確か3組目は見たら男同士だった。母さん、東京ば怖かとこです! 寂しいので「母をたずねて三千里」の歌を口ずさみながら歩く。ペッピーノ一座が一緒なら愉快なものだ(妄想)。新宿区の境が見えた。猿岩石のようにピョンとまたぐ。1時すぎ、前を杖をついたおばあちゃんが一人歩いている。こんな時間にいったい・・・。急に手を地につけて、車と同じ速さで走り出したりするのでは、などと思いをめぐらせる。


チンタラ歩いたので(途中でお茶休憩あり)、1時間半もかかってしまった。高田馬場の駅前には、たくさんの学生がおり、街は目を覚ましていた。