セドのお願い。なにとぞよろしくお願いいたします。

朝9時、穴八幡に集合。いよいよ搬入日である。まずは全員でテントの横幕を上げる。台に陽がさす。挨拶もそこそこに、のぼりを会場につける係、階段下の文庫台の設置係、ラック台と文庫の車での回収係などに別れ作業開始。自分は文庫台設置係に。テーブルを開き並べ、紐で固定。脚が土にめりこまぬよう、木の台に乗せる。本会場、回収されたラック台を台に乗せて固定。帳場つくりなど。一年ぶりに開ける備品箱からメガネケースが。老眼鏡だ。「あっ、それ俺のだ! いやぁ、あったか、210円の老眼鏡」。メガネケースには「いこい」と書いてあった・・・。ステキだ。午前中は終わり。各自、店に戻って準備したりメシ食ったり。


午後1時、本の搬入作業開始。赤帽運送さんのピストンで運び込み。早稲田中の台車が会場に集まっており、運び出しの早いこと。赤帽の車が、ピラニアに襲われる牛のようだ。24軒分が2時間かからずに全て会場入り。明日の天気はよくないとの報せに「誰かを念仏となえさせながら火の上を歩かせろ」とか「誰かを人間てるてる坊主として木に吊るしとけ」とか話が。暢気すぎ。


いよいよ並べがはじまる。一応、2時間ほど時間が。テント内の棚、テント外の小さな台をまず並べていく。その後、文庫台の並べ。なんだかんだでギリギリまで。疲れたぁ。


5時から全体作業。古書目録注文の「来場して受け取り」の分だけを回収して注文者ごとに分ける。その後、あちこちにビニールシートがけ。最後にテントの横幕を下ろして終了。解散に。最後に役員で打ち合わせして終了。暗くなった早稲田の杜に、明るいテントが浮かび上がっている。会場全体を見渡して、ちょっと興奮。天気予報を見たら、「くもりのち雨」の「のち雨」が消えていた。いけるっしょ。


牛イチロー、阿南古堂の久我と食事。くだらない話。がっつり食って、がっつり飲んで、別れた。店に戻り、棚の整理や、いろいろ。さぁ、いよいよ明日だ。もう、じたばたできない時間。どうか皆様、ご来場ください。明日は日曜日ですが、お店も営業します。古本屋街の方へもお立ち寄りください。会場で1000円以上買えば、古本屋街の協力店で使える1割引券がもらえます。ただし、定価販売のミニコミや単行本には使用できません。明日、用事があって11時半ごろから2時ごろまで会場を留守にしますが、それ以外は会場にいます。何かありましたら、お気軽にお声がけください。


『早稲田古本屋街』、『早稲田古本屋日録』、南陀楼綾繁著『路上派遊書日記』(20冊限り。「モクローくん通信」最新号付)、会場で販売しております。


これからもう一度会場を見に行ってから、帰ろうと思います。

〓第21回 早稲田青空古本祭〓

現在、会場への運び込み最中です。年に一度の大バーゲンセール。
皆様のご来場をお待ちしております。

■日時
2006年10月1日(日)〜6日(金)
午前10:00〜午後19:00(最終日17:00閉会)
文庫コーナー、18:30ごろ閉会。

■会場
八幡宮早大文学部前)
地下鉄東西線早稲田駅下車 徒歩3分
JR・西武新宿線 高田馬場駅下車 
駅前から学バス「早稲田大学正門前」行き乗車。「馬場下町」下車・会場前

■参加店舗 
浅川書店・渥美書房・安藤書店・古書かんたんむ・谷書房・鶴本書店・
柳町鈴木書店・新井書店・飯島書店・いこい書房・岸書店・古書現世
関書店・寅書房・平野書店・三幸書房・文省堂書店・照文堂書店・
五十嵐書店・金峯堂書店・ブックスアルト・立石書店・虹書店・
阿南古堂書店

文庫・新書から全集類まで、6日間でのべ30万冊。本は毎日追加補充
いたします。

■会場で1000円以上お買い上げのお客様にもれなく、早稲田古本街の
「協力店」で使える1割引券を差し上げます。会期中は何回でも使用可能。
(一部商品(新刊本、ミニコミなど)除く。店で問い合わせください)