店内が暴風雨、地獄の「わめぞ」忘年会!

大雨。


昼過ぎ、本開店の立石書店へ。この雨だというのに売れているそう。まだ棚はスカスカだったが、とにかく開店前に市場の仕事なんかでとてつもなく忙しかったのでしようがない。値つけで忙しそうだ。1冊だけ購入させてもらう。


6時、雨の中を自転車で古書往来座。今日は、「わめぞ」(早稲田、目白、雑司が谷の「本」関係の仕事をしている人間の集まり)の忘年会。ここに集合。目白組(わ組)はポポタムの大林さん、琉璃屋コレクションの藤山さん、雑司が谷組(ぞ組)は旅猫雑貨店・金子さん(往来座・瀬戸さんも)そして、”雑司が谷の女帝イラストレーター””雑司が谷グレート・ムタ”などの異名をとる武藤良子さんである。で早稲田組(わ組)が自分。とりあえずこのメンバーで往来座近所の〈魚河岸亭〉へ。安くてめちゃくちゃうまい魚介料理屋さん。後から、「ぞ組」リコシェ阿部ちゃん、「わ組」牛イチロー、そして”名誉わめぞ歩行者”として退屈男君を武藤さんのリクエストにより呼ぶ。で、乾杯。


しかし、瀬戸さんがいきなり「まだ”わめぞ”は仮名です!」と恐ろしいことを。「他の名と戦って買った結果”わめぞ”にならなければ」という謎の宣言。
で、瀬戸さんがいろんな案を披露。「池袋サウス」「池南連」「明治通り小枝会」「弦巻川再生委員会」「イケブックロ」「ワメゾン河」など、凄すぎる名を披露(いちいち説明すると長くなるので省略)。自分的には「ナカメ行こうぜ」「えっ、どっちの?」といってオシャレ街から称号を奪う「中目白」というのが気に入った。なんだよ、それ! さらには謎の絵師「竹久わめニ」登場、さらに「わめぞ」という文字が入った名物料理の考案など、ファンタジー世界が。で、いろいろ話して「やっぱり”わめぞ”がいい」となる。「いやぁ、「仮」が取れて大幅前進ですね〜」。そうなんですか! いやぁ、凄すぎ、アホすぎ、恐ろしすぎ。外も暴風雨、店内も暴風雨。


解散後、外に出ると鬼子母神から流れる雨水はまさしく「ワメゾン河」。退屈君が、笑いすぎで死にそうになっていた・・・。で、こんな状態なんだけども、来年は「わめぞ」でガツンとやりますよ。瀬戸さん、覚悟はできたかい? 南陀楼さんがつけてくれた「わめぞ」の異名どおり。俺たち古本暴走族。