外車市と西荻と

しのばずくん!

目録入力作業続き。昼過ぎ、大阪のお客様から買取の本のダンボール5箱届く。ありがたいことです。お金無いけど、待ってます(情けなや)。


こいさんに「外市」のポスターを持っていく。「これに出てもらうんですからね。頼みますよ」「あぁ、これがぁ、へぇ〜、ガイ、ガイシャ・・・外車市?」。「車」なんて書いてないじゃないすか! もう、ステキすぎ。


夕方、千駄木は古書ほうろうの宮地さんが来店。おぉ、「不忍ブックストリートMAP」を持ってきてくださったのだ。それにしてもいい出来だなぁ、ブツブツ、うらやましい・・・。というわけで当店でも配布開始です。一箱古本市は29日ですぞ。


閉店間際、わめぞギャルのSちゃん来店。往来座から来たという。往来座と共通のあるお客さんの教え子さんで、女子大生になりたてであります。すっかり古本娘に。「大学で友達できた?」「はい」「古本が好きってカミングアウトした?」「いえ、まだ・・・」。隠れキリシタンのような会話を。俺はこれからポスター&チラシ配布願いで西荻窪なんよ、と言うと、Sちゃんは西荻未経験という。じゃあ、一緒に行く? と聞いたら、行くという。いざ西荻


まずは音羽館へ。わぁ、お客さんいっぱい。嫉妬心から帰りそうになる(おいおい)。でも中に入る。いい本がいっぱいある。また嫉妬心で帰りそうになる(早く行けよ!)。ようやく帳場にたどりつくと、店主の広瀬さんがいた。外市ポスターと、河内紀さんトークのチラシを渡す。いや、「音羽館を制するものはイベントを制す」言うからね(今作ったけど)。いろいろとお話。いやぁ、すごい話になってまいりました。Sちゃん、2冊購入。広瀬さん、少しおまけしてくれたみたい。すみません。


駅近くまで戻り夕食。タイラーメンの〈ティーヌン〉でグリーンカレー。あぁ、Sちゃんの食べてたチャーハンおいしそうだな・・・。にわとり文庫へ。ポスターを貼ってもらう。「『一箱古本市』よりいいとこ貼ってくれないと困るよ!」と恫喝してる(こらっ)。笑える話をあれこれ聞く。店主・田辺君は神保町の水曜日の市「東京資料会」の元同僚。自分が主任をおりてからは、一緒に地方から届いた出品物を箱から出して出品する係をやっていた。見た目も店も「西荻」っぽいけど、中身は完全に「わめぞ」向き。太鼓判(押されても困るだろうけど)。小谷野敦『退屈論』を買う。おまけしてもらった。そういえば、にわとり文庫、ブログ初めたんだよね。こちらでござる。http://niwatorib.exblog.jp/


西荻の駅でSちゃんと別れる。俺は吉祥寺へ。それがなぜなのかは、ヒ・ミ・ツ。