ウィークエンド・ワセダ終了しました 

日曜日。まだ午前中だというのに日差しがたまりません。一人で開店作業。箱で出品している人の位置を昨日と変えてみたりする。ニュースを見ると最高気温が凄い。


ポツリポツリとお客さんがやってくる。通常の作業をしながら店番。お店での古本市は、初日以外は一人で充分対応可能なところがよい。セットさえしてしまえば自分の店と同化するのだから楽なのだ。昼前に退屈君が来た。お客さんも少ないので一緒にyoutubeをひたすら見る。なんだか店番をしている限り全く売れている気がしないのだが、レジ確認をするとまぁまぁ売れている。不思議。途中まで売れてるのか売れてないのかなかなかわからなかった第一回外市の時と似ている。退屈君が立石書店に行ったので、その間に原稿を一本仕上げて送信。


閉店間際、ふぉっくす舎のNEGIさん、西秋書店さんなど知り合いが次々と。そして、向井の「業界四大ねえさん」のお一人である、古本海ねこさんが!(あとの三人は石田書房さん、火星の庭・前野さん、そして旅猫雑貨店の金子さん) 感激。5時過ぎ、無事に閉店となる。すぐに他店の本を縛る。退屈君は計算作業。やってきた、わめぞ絵姫・武藤さんも一緒に棚の復元作業。退屈君の計算が終わり、打ち上げの時間が近づいてきたのでみんなに先に行ってもらう。細かい計算作業をしていると、牛イチローが来る。経費やら他のあれこれを話し合ってから打ち上げ会場の〈和民〉へ。すぐに各自の売り上げを発表&受け渡し。南陀楼さんのニンジンみたいな封筒、なんすか、それ。今回ゲストとして売り上げに貢献していただいた南陀楼さんと火星の庭さんにも御礼申し上げます。その後、リコシェ阿部ちゃんやハルミンさんが寝ていたり、瀬戸さんがハサミをチョキチョキしていたりとなにやら怪しい宴は続いたのでした。


今回、ウィークエンド・ワセダにお越しくださいました皆様、暑い中本当にありがとうございました。それも尋常ではない暑さ。心より御礼申し上げます。全体の売り上げも目標を超えることが出来ました。しかしながら、予想していた通り、一部をのぞいて参加した早稲田の店は低調に終わりました。大きな売り上げの中の自分の小さな器をどう思うか。とにかく「場」は既存のものに出て行くより自分で作るほうが後々まちがいなく楽になります。そこに乗るか乗らないかはもう自分次第としか言いようがありません。それでも少しずつ、みんなと一緒に歩んでいきたいと思います。最後にもう一度言わせてください。ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。


さぁ、次は恒例、第四回を迎える古書往来座外市です。開催は9月1日(土)〜2日(日)。こちらは「わかっている」人ばかりの参加。そっ、そしてゲストは超豪華。西荻窪から古書音羽館さんと、にわとり文庫さんのダブルゲストです。期待してください! そして、開催期間中には「外市」のチラシなどでもおなじみ、わめぞ絵姫・武藤良子さんの個展「茫々」がブックギャラリーポポタムさんで開催中。こちらもぜひぜひ(8月28日〜9月8日)。明日からは「外、行く?」モードでいきます。