メタボリックジャケットも効かない寒さよ

雨、ザーザーと。暢気に半袖Tシャツで来てしまい、寒いのなんのって。全部閉めちゃうとやっているように見えないので、正面側テントに透明の横幕を装着。テントにあたる雨の音をずっと聞いていると、憂鬱になりますねぇ。開店すると、とんでもない雨の割にはお客さんがいる(といっても2,30人)。ありがたいことです。


昨日に引き続き、今日はテントを全て下ろした完全密封部屋「ムカイハウス」内で目録注文品の伝票書き。たまにウトウトしていると「おい、眠ると死ぬぞ」と起こされる。目の前には、休憩中の某店主が差し入れの日本酒を飲んで眠っている。こちらはリアルに死にそうなので、起こす。


夕方、発送作業が無事終了。店に戻って早稲田古本街地図の送付作業をやる。こちらもようやく終了。会場へ戻る。閉店間際、明日は自分は休みの日なので、棚を直しておこうと自分の場所へ行くと、30冊くらいの本が棚から抜かれてバラバラにおかれている。まぁ、戻す場所がわからなくなったり、面倒だったりでこうなってしまうのだ。よくあることなので棚に戻していく。しばらくすると「あれ、ここに買おうかと思っている本を置いておいたのだが・・・」という方が・・・。「すっ、すみません!」と思い出しながら棚から出していく。寒いのに汗かいた。こんなに買っていただいてありがとうございます。その場所に新しい本を戻していく。それにしても場所なのだろう、普段どうしていいかわからないような学術書のほうがよく売れる。難しいですねぇ。あと、会場を歩いていると、やたら「学術書はどこ?」と難しい質問をされる。「えっ、どのようなジャンルの・・・」「だから学術書だよ」。


無事閉会して、今日は立石書店・岡島さん(普段呼んでないから今後「牛イチロー」をやめます)と焼肉。馬場駅前の〈漢陽館〉。外食ばかりで金が減っていくぜ。芳林堂書店へ。だいぶ配置が変わっている。最近新刊書店にまったく行っていなかったので、じっくり見ようかと思ったら日曜日は21:00閉店。いきなり「蛍の光」が。あわてて坪内さんの『大阪おもい』(ぴあ)を購入。帰ってからパラパラと読む。いや、「KIDATA・ロー」、どうやっても面白いっすよ。くだらなすぎるけど。朝さんにいただいた『官邸崩壊』も少しずつ読んでいるのだが面白い。笑わせようとしているわけじゃないのに、笑ってしまいます、これ。