わめぞ2007年のラストイベント。 明日、ウィーワセ初日

さぁ、いよいよ明日21日の金曜日から2007年の「わめぞ」ラストイベント、第2回ウィークエンド・ワセダです。初日は夜19:00開始、23:00までの営業となります。仕事帰り、飲み帰りにもどうぞ。クリスマス連休始めのデートにもね。


設営準備のため、21日は立石書店古書現世は15:00に一度閉店します。飯島書店は外スペースを使った外市形式なのでそのまま営業します(もちろんウィーワセの商品の披露は19:00からです)。


立石書店には南陀楼綾繁さんの「古本けものみち」が出品。蔵書約500冊を処分します(文庫含む)。古書現世には『苔とあるく』(WAVE出版)著者、蟲文庫さんがかわいらしく一箱参戦。苔を育てる「蒔き苔キット」も販売します。今回、わめぞメンバーになって初のイベント参加となる「古本市で参加古本屋に『追加したら教えろよ(セドリ目当て)』といわれる古本屋」藤井書店も古書現世にて。店内棚の他に、外のワゴン1台も藤井書店にしました。


今年の裏メインテーマは雑貨販売です。22日の土曜日からは、10月の早稲田青空古本祭の会場でもある穴八幡宮で「一陽来復」お守りの配布開始日。立石書店前にはとんでもない大行列が出現(多すぎて車道に並ばせるのだ)。去年のこの日は立石書店開店イベント「古本市・夜/昼」の2日目。これを視野にいれていなかったため、お昼開店にしてたのだが、朝から大行列で、あわてて開けたら旅猫さんの雑貨が売れる売れる。お昼を過ぎると少し人が減るのでもったいなかったわけです。じゃあ、今年はガチで売ったろうやんけ! ということで、金子さんもお正月グッズを大量に用意。で、一応、営業時間は2日目以降11:00からとなっていますが、立石書店のみ毎日9:00ごろから営業しています。立石書店仕入れた「暦(2割引)」と共にガツンと売るつもり。クリスマスプレゼントに最適なリコシェのかわいい雑貨も一緒に売ります。


まぁ、早稲田古本街も何年も前から落ちめなのはわかっているのですよ。店主の平均年齢的にも「盛り返す」とも思っていません、ぶっちゃけ。でも、店が減っても自分が古本屋を続けていく限り、「早稲田的」なものは残していきたいと思います。今風の「店主のセンスの楽しみ」じゃなくて「雑の楽しみ」を。お客さんの目で勝手に棚の編集ができる楽しさというか。こういうと怒られるかもしれないけど、今の早稲田にそういうものは薄くなっていると思う。自分もできていないのだから嫌になりますよ、カツカツです。だから「早稲田」じゃなくて「早稲田的」を楽しんでほしいというのが正直なところ。「場」にコンセプトがあっても、本のセレクトにコンセプトがないというようなことです。それはつまり「普通の古本屋」の楽しみ方でもあります。2007年を一緒に走った「わめぞ」のみんなの力を借りて第2回を開催します。この週末、早稲田に遊びにきていただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。