外市で林哲夫さんの原画販売

昨日の日記を書いてから名簿整理の続きをひたすら。午後、鶴本書店さんにラックを1台取りに行く。BIGBOXでは偶数月、奇数月でペアになっている書店があり、ラックを共同で使っていたのだ。古本ペアのY&NのNさんが今回多めに本を出すので、そのためのラック台を借りたわけだ。裏の倉庫で1台受け取る。鶴本書店さんは現在店内の片づけ中。店舗営業は終了し、ネットと即売展参加の無店舗営業に変わるのである。


夕方、年末恒例の某社の方々による早稲田古本屋めぐりのご一行様が来店。そうか、もうそういう時期なんだよなぁ。Yさんに完成した間村俊一さんの句集『鶴の鬱』を見せていただく。紙質といい活版印刷といい判型といいなんと贅沢な本だろうか。いくらかかってるんだろ、これ・・・。さすがとしかいいようがない。谷内六郎のカレンダーをいただく。いつも楽しみにしています。


知人が持ってきた「WB」を読む。フリペとしてのクオリティはすばらしい、とは思うが、どうも文系男子のいやらしさ、いい雰囲気でコーヒー飲みながら机の下ではズボンとパンツ脱ぎだすような、またはビキニパンツいっちょの中森明夫を「時計じかけのオレンジ」の主人公のように強制的に見せられているような、なんともいえない「嫌な感じ」があるのも感じてしまう(どんなだよ)。


往来座のブログにもありましたが、1月の外市のゲストである聖智文庫さんが、「sumus」の林哲夫さんの原画を販売します。スムース文庫や、みずのわ出版版でもおなじみの「読む人」の原画が約30枚。こちらは1枚2000円。「彷書月刊」などに掲載された「sumus」の古本部門「すむーす堂」の目録原画が8枚。こちらは1枚18000円です。
 聖智文庫さんの出品する本もすでに届いているのですが、う〜ん、さすがです。だいたいが500円本と1000円本。瀬戸さんがヨダレたらして見てました。海月書林の本も買いやすい価格がほとんど。シブく、かわいく。聖智文庫さんと海月書林さんが同じ古本市に出ている、というのは無いですよ、なかなか。楽しみにしていてください。外市は1月5〜6日です。