夢は時間を裏切らない

名簿整理も終わったことだし、ちんたらと目録入力をはじめる。学生さんだろうか、朝日文庫ハルバースタムを探しにこられたのだが、あいにく無い。読めればいいというので、単行本のほうが探しやすいこと、早稲田だったら見つければ文庫より安いかもということ、で、ありそうな店を教える。しばらくしたらその彼はわざわざ戻ってきて見つかったと御礼を言いにきてくれた。うれしいなぁ。これだけでご飯三杯いけますね(食いすぎ)。


閉店間際、「HB」の橋本君が大きな箱をかかえてやってくる。本の整理の続きだという。おぉ、北の国から無事に帰ってきたんだね。お土産に柿の種をもらい、さらに土産話も聞く。気になることがあったら、そこまで行く、という彼の行動力には本当に頭がさがる。明日から帰省がてらまた某所を取材するのだという。毎日毎日、家と店を行ったり来たりしているだけの自分にとって、彼は銀河鉄道999に乗っている星野鉄郎のような存在。俺はパスを手に入れられずに空を見上げる星の人。あぁ、マッキーの裁判どうなったんだろう(突然そっちにいくな)。気をつけて!