S・F・W

今日も目録入力作業。海外現代史など。内藤誠監督の息子さんで、杉作J太郎さんの映画では怪演していた内藤研さんと昼過ぎまであれこれ話す(内藤さんはなぜかいつも魚雷さんの動向を気にしている)。


2時半、店を代わってもらい自転車で往来座。昨日と違う新聞取材。今日は「月の湯」というか、どちらかというと「わめぞ」について。途中、いちいち瀬戸さんの謎すぎる受け答えが面白く(SFW=セト・ファンタジー・ワールド)、我慢するのがつらかった。「最後に『わめぞ』について言いたいことは」と聞かれた瀬戸さんの答えが「池袋には「川」がないんです。神田川をこっちに引いてきたり、暗渠になってる弦巻川を元に戻したりしたくて・・・」。「わめぞ」のメンバーでそんなこと思ってるの瀬戸さんだけだよ!! ていうか神田川動かすなよ!! 今週はもう一件、往来座に雑誌取材が入ってるらしいのだが、瀬戸さん一人だとどんな答えが炸裂するのだろうか。楽しみすぎ。


帰り、月の湯の写真などを送らなければいけないので旅猫雑貨店へ。金子さんに「往来座に送っといてー」とお願いをする。金子さんも取材されている岡崎さんの新著『女子の古本屋』が届いたというので見せてもらう。ハルミンさんが描くいつもの女の子が表紙にいっぱい。連載中はなるべく「ちくま」を読むようにがんばっていたのだが、どうしても抜けが出ちゃうので、単行本化はうれしいかぎり。読んでいて自分はこの連載の岡崎さんの文体が大好きで、いつもは変化球をうまく混ぜるサービス精神が旺盛な人が、直球勝負に徹するとなんともいえない色気が出るという感じだと思う。女性だから、とか関係なく深い話が多かった印象もある。わめぞからはポポタムさんと旅猫さんの2人が掲載されています。金子さんに手配してもらって、月の湯でも販売します。岡崎さんにサインもらってください。

立川・オリオン書房ノルテ店での岡崎さん、ハルミンさんトーク、予約受付中。
http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=292


旅猫店内をぶらり見ていたら、あっ!と思う。先日、旅猫ブログを読みなおしていて発見した品物。ずいぶん前の記事だったので、もうないかなぁと思っていたのが目の前に。豆肥後守キーホルダー。ちゃんと刃が入ってるもの。もちろん購入。店に戻り、さっそく鉛筆をけずってみる。カッターと違い、ゴリッゴリッというような、モーガン・フリーマンのような切れ味にしびれた(どんなだよ)。


明日はお店は親父にまかせて、一日外仕事であります。