刃研ぎカレー

閉店後、池袋。水曜日はサンシャインそばのツタヤが190円レンタルなので。さて行くべ、と思ったら電話。外市の包丁研ぎでおなじみ、研ぎ猫さんから「メシ食いにきませんか」とお誘い。おうちがサンシャインの近くで、自分がいつも水曜日に行くのをわかっているので。では後ほど、ということに。旅猫・金子さんに届け物に行ったら「えっ、じゃあ私も行く」ということで二人で池袋へ(研ぎ猫さんは金子さんの実兄)。


研ぎ猫さんのおうちはサンシャイン60のふもと、都電の線路に沿うようにある日出優良商店街という場所にある。ちょっと脇に入るので、地元民以外は気付かないようなところなのだが、なんというか、「ザ・昭和」なところ。ずいぶん前に大塚まで行くのに裏道で、と思って偶然この商店街に入り込み、うわぁ!と驚いた。途中の駄菓子屋なんて、つげ義春の漫画そのまんまだし。しかし、途中にあるミニ公園は、巨大太陽の飾り物があったりと、なんだかとっても前衛的。研ぎ猫さんの自宅もなんだか「長屋」って感じ。近所で傘張りとかやってそうだもの、ホント。研ぎ猫さんのパートナーゆうちゃんと、おうちの前で研ぎ猫さんが安いから倉庫代わりに借りた部屋の半分をアトリエとして使っている女の子と5人で食事。カツカレー。おいしい。10時頃まで研ぎ猫さんによる商店街のおもしろ人間紹介をひたすら聞き(「どですかでん」みたいな感じだった・・・)帰ってきた。


話はまるで変わるが、一週間ほど前の話。月の湯の出品者の中で、関西の扉野良人さん(まもなく初の著書が発売!)はトランクでの出品だった。往来座の倉庫に入らなかったので、一度自分が預かり、ある夜に自宅へ持っていくことにした。夜中の1時ごろ。ガラガラと歩いていたら警官が。止められた。「何ですか、それ」。その時、なぜそんなことを言ってしまったのかわからないのだが、少し前にニュースで見ていたせいか「いやぁ、女性の死体です(笑)」と冗談で答えたら、その場でメチャクチャ怒られた・・・。そういえば以前、業者市仲間の旅行で北海道に行った帰り、某書店さんが空港の荷物検査で「その、ポケットのふくらみ何?」と聞かれ「拳銃」と答えたら別室に連れていかれたことを思い出しました。


そういえばブックギャラリーポポタムさんのメルマガがあるんですよ。「ポポポニュース」。いかした名前です。展覧会情報やら大林さんの店番エッセイなんかもあります。下記から登録を!
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もたいまさこ小林聡美雑司ヶ谷へ。これ、もうめちゃくちゃ旅猫雑貨店の近くです。
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