瀬戸くん、キラリ

先日読売新聞に掲載された「月の湯古本まつり」の模様が、読売新聞写真部ブログ「写旬こぼれ話」に掲載されました。http://blogs.yomiuri.co.jp/shashun/2008/04/post_2ee8.html


そして、「散歩の達人」5月号は都電荒川線特集!! すごい、鬼子母神そば〈肉の日高〉の「とんかつライス弁当」が写真付きで!! そしてそして、往来座が1ページまるまる紹介されているのだが、瀬戸マニアにはたまらない出来の記事。ホンドラから虫メガネまでバッチリ、瀬戸さんの顔写真も完璧。わめぞ、外市情報もバッチリだ。580円。


昨日、日曜日は神保町は東京古書会館での新宿古書展初日。他の週末催事と違い前日に持ち込みができないため(古本市やってるから)朝8時に集合して並べ作業。珍しく親父が手伝うというので頼んだのだが、並べてみたら本が多すぎて並ばない。しょうがないので売れ残り値下げの本を抜いて持ち帰ってもらう。親父が帰った後、隣の本屋さんがいつまでたっても横の台を並べないので「どうした?」と聞いたら・・・そこまでうちの場所じゃん・・・。親父の勘違いだったのだ。まぁ、確認しなかった自分も悪いわけだが。なんとなく面陳にしてごまかす。いきなりやる気ダウンっす。


目録注文品の伝票書き。宅急便で送るような大口から書いていく。書いたら梱包係の我らがいこいさんへ渡す。その後、伝票にミスが発覚。2箱の口に入れた伝票を入れ替えなければならない。いこいさんに「どっちに入れたか覚えてます?」と聞くと、どうも伝わっていないような答えなので、もう一度「伝票ですよ」と言うと「えっ、伝票? どっちに本が入ってるかってことかと思ったよ」。本はどっちにも入ってるでしょうよ!


閉会になり、池袋へ移動。立石・岡島さん、某書店バイトのF君と。退屈男君を呼び出し、4人で〈どん亭〉。しゃぶしゃぶ食べ放題。昨日の競馬、福島9レースというしぶいレースを当てた岡島さんの奢り。わーい。飲み放題も付けて食って飲みまくり。10時すぎまで。


本日は新宿展非番。店で来週締め切りの原稿を書く。外市直前だし、今のうちに。あとは明日戻ってくる新宿展の荷物置き場を整理したりあれこれ。うぉー、明日、古書会館行きたくねー(おいおい)。17:00までです。


ネットでも発表になったが、荻窪のカフェ「ひなぎく」内にあった海月書林の実店舗が9月23日をもって閉店とのこと。「ひなぎく」自体が閉店だそう。でも、市川さんが店番なくなって自由になるのはいいことなのではないだろうか。店舗をやったのも、気持ち的によかっただろうし。海月書林も、それから「いろは」も、あれこれ新しい価値観を作っても次から次へと後追いが来て大変だろう。自分はそういうトップランナーにはなれない人間だから一生本当のところの気持はわからないだろうが、なんとなくは想像はできる。あくまでなんとなくだが。自分でもすっかり忘れていた言葉、岡崎武志さんが『女子の古本屋』(筑摩書房)のあとがきで触れてくれた「『価値のあるもの』を買うのではなく、『自分で価値を作れる』人間は強い」という言葉は当時、市川さんの行動を見てブログに書いたものだ。新宿展の最終日にふらりと来た市川さんが、もうすれっからしになったような棚から次々と本を抜いて、それを見てみると、その「並び」はとても魅力的なものがあらわれていた。それを見て感じたことを書いたのがあの言葉なのだ。なにはともあれネットだけになって少し時間ができるようになったら、また以前のようにみんなで飲みにいこうぜぃ。