外市終了

のあー! ご報告が遅くなってしまいましたー。古書往来座外市、初の2日間完全雨開催でしたが、なんとか無事に終了しました。お客様のご来場はやはりいつもにくらべるとずいぶんと少なかったですが、売上はそれに比例せず、来ていただいた皆様にずいぶんと買い支えていただいたのだなぁと感謝感謝です(塩山のじい様、いつもと同じぐらい売りやがった・・・)。


2日間とも、新しく早稲田で古本屋をはじめた丸三文庫の藤原と外で店番。中学生のような話ばかりをひたすら。死にそうになりながらも、訪れてくださったお客様などと談笑したり、通りすがりの人とお話したり、やっぱり面白いですよね。みんな確かに準備したり、ワクワクしながら外市に挑むわけですが、でも全部雨に降られてもどこか暗くならず、いつもどおりにワイワイとできるというのはとてもいいことだ。わめぞではやっぱりイベントを「お祭り」にしたくないというか、自分たちにとっても、お客様にとっても常にいろんな人の日常、「生活のひとつの入口」のような位置にありたいと思っています。わめぞはたくさんイベントやってるけども、それも特別じゃない、一年の生活の流れに自然にあるものとしてやっていきたい。そういう中から生まれてくる「つながり」を大事にして地元に還元していきたいと思ってます。だから心配いりませんよー。


その証拠に打ち上げは大盛り上がり。ミュージシャンのオグラさんが外市のテーマを作ったというので、それを売ろう!ということで、コーラスをその場で録音! 「世界の山ちゃん」で! わめぞ!わめぞ!と響き渡り店員さんもビックリ・・・。朝方まで飲んでやったぜ。ウヘヘ。


とにかくご来場いただきました皆様ありがとうございました。頭があがりません。次はいつもの外市で会いたいものです。ゴチャゴチャのカオスこそ外市ですから。


次はいよいよ今年最初の「鬼子母神通り みちくさ市」です。プレ開催をいれるともう6回目です。早っ。3月22日(月・祝日)。詳しくはブログを見てください。http://kmstreet.exblog.jp/

【本日の入荷本】※通販は受け付けておりません。値段はお気軽にお問い合わせくださいませ。


■佐藤任他訳著『インド錬金術東方出版 背ゆがみ有 1989
大室幹雄『パノラマの帝国 中華唐代人生劇場』三省堂 1994
■ロミ『乳房の神話学』青土社 1997
■E・フロム『ワイマールからヒトラーへ』紀伊國屋書店 1991
■H・フォッケ他『ヒトラー政権下の日常生活』新装版 社会思想社 1992
■H・フォッケ他『ナチスに権利を剥奪された人びと』社会思想社 1992
■T・プリーヴィエ『ベルリン』論創社 1992
■R・ポーター『ギボン 歴史を創る』法政大出版局 1995
■アルノ・ボルスト『中世の巷にて 環境・共同体・生活様式』2冊揃 平凡社 1986
■今野國雄『巡礼と聖地 キリスト教巡礼における心の探求』ペヨトル工房 1991
■ベーダ『イギリス教会史』裸本 創文社 昭40
■青山吉信『グランストベリ修道院 歴史と伝説』山川出版社 1992
佐藤彰一修道院と農民』裸本 名古屋大学出版会 1997