いまさらですが、月の湯御礼

日曜日から東京古書会館地下ホールでの新宿展です。なんと100回目!といってもなにかあるわけじゃないという昭和古本イズムなのですが、高円寺の西部古書会館開催時代から数えて100回目ってすごいっす。18〜20日まで。初日11:00からです。


GW開催の古書往来座外市も記念の20回目! なにがなんだかわからないまま始めたのに、こんなに続くなんて幸せものです(涙)。しばらく来られていない方もぜひぜひ記念の開催にお越しください。どうぞよろしくお願い申し上げます。詳細はこちらで! http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20100405


遅くなりすぎなのですが、月の湯古本まつりへのご来場、ありがとうございました。午後からの人出多く、盛況に終えることができました。このイベントは風呂場を目的外使用するということで、消防署の許可をとらなければいけないのですが、年々厳しくなってきておりまして、今回も一度申請受理のあとまたあれこれと言われてちょっと大変でした。まぁ、こういうものも関係のさじ加減でどうにでもなると思うのですが、いかんせん月の湯は文京区。これが豊島区なら、今の「わめぞ」ならあれこれやりやすいのですが、なかなか地域の後押しがないと、ただの営利イベントとしてとらえられ難しいものがあったりして。正直、次回開催がどうなるかは白紙というのが現状です。人気イベントなので続けたいですが。


ただ、当初の鮮烈なイメージも慣れてみると薄れてくるもので、ここ最近の「わめぞ」も既存イベントの深化に努めているので、新しい何かに対しての貪欲さが少し薄れてきたなぁという思いもあります。2007年の一年間、外市を開催して、翌2008年4月の月の湯から「わめぞ」は本当の意味で外へ向かって動き出したのでした。2008年というのは激動の年で、この後、副都心線開通記念のイベントを経て、そこから地元と急接近し、秋には、みちくさ市をスタートさせました。この2008年の激動の一年間を、自分たちはもう一度思い出すべきじゃないのかとも思います。あのイケイケ感を体験できたのは、とても貴重な経験でした。そういう意味でも月の湯の開催条件の悪化もむしろ次のステップにいいのじゃないかとポジティブに受け止めています。実際、次のプロジェクトに向け、みちくさ市でお世話になっている鬼子母神通り商店街さんを通じて、動き出しています。これからじっくり練っていって、地元と連携した新しいイベントを考えています。来年かな・・・と思いますが。その他、雑司が谷以外の近隣地区とも連携してあれこれお手伝いするプロジェクトも今年後半か来年ぐらいからスタートするかもしれません。わめぞエリアの、本にそれほど興味がない人たちに「本を売るのは人呼べるな。一緒になにかできないかな」と思っていただき、本を通していろんなことができる環境をこの地域に根をはらすことができればと思っています。今は派手さがなくても、長期的な視点でやっていきます。


また、突っ走ろうぜ、みんなで!!