日曜、近き旅

今日は、店が終わった後、古書組合新宿支部早稲田班の会計監査、でもって引き継ぎを簡単に。その後、新旧班長、自分、ブックスアルトさん、立石書店・岡島さん、丸三文庫・藤原で飲みに行ってきた。それだけ(笑)。


昨日のお休みはあちこちまわってきました。まずは日暮里へ。歩いてすぐ、ホント近い。夕やけだんだんの上につくとアホウドリの看板がお出迎え。今年6月に古書ほうろうさんから独立した古書信天翁(あほうどり)さん。来たい来たいと思いながら2カ月ほど経ってしまった。今日はお休みでしたが中華料理のお店の2階。ドアを開けると、んっ、聞いたことある声が。Pippo・・・の朗読。CDか。山崎哲さん、神原智子さんにご挨拶。重たくも簡単な開店祝いをお渡しする。ああ、でもキレイでありながらどことなく日常感がもう染みついていていいですねー。棚については「古本屋ツアー・イン・ジャパン」さんが書いている。あれ、うちもセットで書かれていた・・・知らなかった・・・。(http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/9525578.html)。ビールをいただき座ってあれこれ話す。なんというか、自分は前から山崎さん、神原さんが個人的に大好きだったのだが、あまり話す機会がなかった。それがこう話せてうれしい。時間がなくて帰らねば。もっとゆっくり話したかったが泣く泣く帰る。また来ます!
古書信天翁のHPできてます。ブログもあるんですよー。ぜひ!
http://www.books-albatross.org/


池袋で武藤良子と待ち合わせ。西荻窪へ向かう。今度は興居島屋さんから独立という形で「なずな屋」をオープンさせた尾崎澄子さんの店だ。澄子さんの作品は岡崎武志さんの本のデザインや五反田の古本市のポスターでもおなじみ。全体的にスッキリした感じです。紙もの多く、見ているだけで楽しい。お客さんも多くて、自分みたいなパンダがいると邪魔であります・・・。普通の古本屋だとゴチャゴチャになればなるほどダメなのだが、ここはそうなればなるほど楽しくなりそう。最後に澄子さんに写真を撮ってもらった。しかし西荻窪、お店にみんな違う特徴があって古本好きには楽しい街だなぁ。なずな屋を出るとそこにうなだれた石神井書林の内堀さんが。「阪神負けた・・・」。観戦してきたとか。
古書 紙モノ なずな屋
東京都杉並区西荻北3-31-6 電話&FAX:03-6454-7834
営業時間:12:00から22:00 定休:火曜


回転寿司をつまんで、にわとり文庫へ。先日のイケブックロではお世話になりましたー。武藤が文庫買ったら100円にしてくれたそう。「いい店だなー、いいなー」とはしゃぐ武藤。わかりやすすぎるよ! 高円寺へ移動。


南口を出て線路沿いを歩く。「大将」のにぎやかな場所を抜け、あるビルの2階へ。今日は魚雷さんの出版記念会がここ「ペリカン時代」であるのだ。まだ誰も来ていない。というか来られる時間に来る、という会なのだ。魚雷さんらしい。この場所では魚雷さんの「活字と自活」にも写真を提供している藤井豊さんの写真展も開催中。あらゆる壁に十年前ぐらいの高円寺の写真が貼ってある。昔の魚雷さんもその中にいる。でも藤井さんの写真、人が本当に自然に写っている。他人と、こういう距離感を保てたら楽しいだろうな、と思う。だんだん、わめぞ民、久しぶりの人、知らない人が集まって賑やかに。昔の魚雷さんの話を聞いたり。このお店、すごくいいな。雰囲気よし、料理おいしい、酒おいしい。近くだったらかなり来てしまいそう・・・。混んできたし、最初からいる武藤と先に帰ることにする。一歩出て、たくさんの人に会うのは、やっぱり楽しい。
屋根裏酒場 「ペリカン時代」
Tel.03-3314-8117(さーさーいいよ、はい、いいな)
★JR高円寺駅「南口」に出て、線路脇の道を阿佐ヶ谷方面へ約3分直進。
中華「味楽」の隣、道沿い左手の建物の2階です。(1階はスナック「みやび」と定食「団らん」)