看板が

また一週間が始まります。昼休み、郵便局で荷出しとお金払い出し。待ってる間、横に座ってるおじいちゃんがスマホの画面に出てる大仏の写真を顔の真正面にそえてジッと見つめ続けている。昼食食べて早稲田大学の生協戸山店へ。古本市に追加を持っていく。いい感じに売れていて持っていった本とストックの本が全部入った。29日まで。あゆみブックスへ寄り北村さんの連載「北村早樹子のマイクを握って」が掲載の『特選小説』9月号を立ち読み。第3回目は「珍宝館のちん子館長」。伊香保にある秘宝館「珍宝館」探訪記。女性陣が名物女性館長に股間をまさぐられ性事情を言い当てられていくのだが北村さんの診断は……! 北村さん、どんどん文章良くなっていく。銀行へ寄って店に戻る。数年前に廃業した古本屋、金峯堂書店さんの看板が取り外されて下に曲げて置かれていた。弁当屋さんが営業はじめても残っていたのだが、その弁当屋さんがやめることになり併せて処理されたよう。その後、ある同業者の店にいったら新聞の集金が入ってきて交わされた「えっ、先月分は払ったじゃないよ」「はい、だから今月分です」という無駄な会話。


「クレイジージャーニー」にも出演したゲイライターのサムソン高橋さんの著書『世界一周ホモのたび』シリーズ(ぶんか社)が面白くてどんどん読んでいる。ガチ下ネタの世界ハッテン場ルポだが、エンターテインメントとして実に素晴らしい。本好きの人が絶賛の本と併せて読んでいるのだが、正直こちらのほうが好き……。
世界一周ホモのたび (本当にあった笑える話)


いくつか打ち合わせのやりとり。早くこの打ち合わせ地獄から抜け出したい。今日はこれから夜病院。最近は取材に行くような気持ちで病院も夜の歌舞伎町界隈だ。