日記 8月13〜17日まで

【日記 8月13日】
開店後、100円本をどんどん作る。調子よく作っていたのだが、いざ出そうとしたら雷が! 半分晴れ、半分めっちゃ降りそうな雲。一応外の台車を中に入れたら一気に降ってきた。ああ、100円本作るんじゃなくて違う仕事すればよかった。
「売れてますかー」今日から姪っ子がうちに数日泊まりに来ているのである。小学3年生。「こんなの売れるの?」「地震来たら、とーし兄ちゃん死ぬね」。かわいい声で嫌なこと言わないの!
閉店後、歌舞伎町。居酒屋アルプスの前で待ち合わせ。今日は先日、本を売っていただいた鍋さんにお誘いを受けサシで飲み会。以前から、みちくさ市などに来ていただいているとはいえ、ほぼ初対面のようなもの。なのに誘っていただくのは嬉しい。本の話、仕事の話、大洋ホエールズの話などなど。新鮮な気持ちで話していたら23時半を過ぎていた。ありがとうございました。また!
東新宿のセブンでお茶。ついでに、みちくさ市のチラシ代金を支払う。帰ったら、勝手に出かけて遊んでくれなかったから明日はいっぱい遊んでもらうと寝る前に姪っ子が言っていたと。おじさん明日も仕事だよ!


【日記 8月14日】
姪っ子に無理やり起こされる。眠い。しかし、子供は遊んでも遊んでも疲れないんだな…。一緒にテレビ観たり、マンガ読んだり。疲れ果てて店へ。
店では経理作業を。いろいろありまして…。コツコツやったけど半分しか終わらない。あとは明日やろう。新宿北郵便局に荷出ししてから高田馬場。いつもお世話になっている整体の高田馬場施術室。5年くらい前に腰が重症になった時にたすけていただいて以来通っている。相性がいいのか、本当に効果てきめんすぎて怖くなる。
帰るとまた姪っ子との遊び時間が始まる。ようやく眠たくなってきたのか解放され、部屋でぐったりしていると、11月のみちくさ市トークに出演依頼をしていた方から引き受けていただけるとのお返事メールが。とてもお会いしたかった方なので嬉しい。


【日記 8月15日】
今日も姪っ子に起こされる。あまりにもハイテンションでもたないので、これ読みなーと清野とおるさんの『東京都北区赤羽』を渡したら静かに読み出した。おお、上手くいった。ウトウトしながら隙をみて二度寝
開店時間少し前にあちこち銀行で記帳する。開店して今日も経理作業。閉店間際に終わる。あれこれプリントアウト。もうやだ…。
北郵便局に荷出しへ。よくいるのだが、身勝手なこといって窓口占拠して大行列作ってるおっさんがいるので後ろからずっと「呪われろ〜呪われろ〜」と念を送っていたらガチで疲れた…。で、店に戻ってきたら、蛍光灯が切れた。人を呪ってる場合じゃない…。呪詛返し?
店に戻りメールの返信など。明日のことを考えると気が重い。疲れ果て足を引きずるように帰宅途中、いつも通る道なのに初めて気付く、コンクリートの隙間から生えた立派な百合の花が。なんでこんなとこで咲いたのだろう。しばし眺める。


【日記 8月16日】今日は出かけなければいけないのだが、親父が体調悪いというので店は臨時休業にした。持っていく書類の最終チェックをして、自転車で新宿まで。久しぶりに西新宿の副都心エリアへ。小田急第一生命ビルに到着。このあたりに来たのは数年前の杉作さんの花見以来ではないか。しかしながら今日はそんな楽しいことではなく、新宿税務署が行き先なのであった。以前の建物が改築中なので、現在はこのビルの中にある(ちょっとだけ遠くなった)。親父の負債な訳だが、まぁ、しょうがない。親父は税務署の人に「話すに値しない人」と言われてるし(どんなだよ…)。資料提出して、聞かれたことを全て説明する。2時間超えるやりとり。ホント疲れた。少し二階のロビーで休んで新宿を後にする。
昼飯食ってないので、大久保に出て天下寿司。なんかホッとしました。去年だったか、お金持ちの知り合いが連れてってくれた表参道の某高級寿司店はもちろん美味しかったが、自分には天下寿司の雰囲気で食べる方がより「好み」だと改めて思う。帰り裏道の百人町。東京無線自動販売機を久しぶりに見る。かわいい。店に到着。雑務を20時まで。
誘いあるも今日は出かける気になれない。自宅でおとなしくしていたら、ついに姪っ子が、「トトロみたいに透史おにーちゃんのお腹で寝たい」と言い出す。勘弁してくれ。


【日記 8月17日】
朝、姪っ子が外に遊びに行きたいいうから一緒に歩いて甘泉園公園まで。自由に遊ばせて、自分は座っていたら、知らないおじさんに「娘さんかわいいですね」と言われた。面倒だから「はい」って答えた。そこへ姪っ子が戻ってきてそのおじさんが「お父さんと一緒でいいねー」と言ったら「パパじゃないよー」って答えて。完全に不審者扱いだわ!
開店。立石書店の岡島さんから帰省のお土産で、万代そばのカレーをもらった。これレトルトも結構美味しい。新潟も10年ぶりくらいに行きたいなあ。ちなみに母親の実家が長岡(ほとんど小千谷寄りだが)。新潟は毎夏競馬場に来ていた。新潟競馬場は日本で唯一1000メートルの直線レースができるのだ(ただ、駅から遠すぎるわ…)。楽しい時代の思い出…。夕方、弟が迎えに来て姪っ子が帰る。俺の時間が帰ってくる…。寂しくなくはないけども。
一日中、本の整理。今日はまとめ買いのお客様多く助かりました。なかなか決まらなかった打ち合わせの日程も決まった。
歌舞伎町へ。花道通りで偶然にNちゃんに出会ったんで一緒に日高屋。ただひたすらにくだらない話。レモンサワーが気持ちに滲む。スマホでネットにあがっているミュージックステーションの欅坂を観る。

本日18日よりe+にてトークチケット発売開始です。各回2000円+1オーダー。


LOFT9️⃣ BOOK FES.2018


10月7日(日)
会場 LOFT9shibuya

トーク3本と古本市

◎「覚醒めよ! 2」能町みね子×サムソン高橋×石丸元章×カンパニー松尾
昨年好評だった、何が飛び出るかわからないフリートーク「覚醒めよ!」が再び開催! 新たにカンパニー松尾監督を迎え、カオス度「増し増し」です。
チケット受付⇒ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268892P0030001


◎「1990」小林勇貴×テンテンコ
1990年に生まれた二人。「全員死刑」「孤高の遠吠」の映画監督・小林勇貴とミュージシャン・テンテンコ。今、注目を集める時代に媚びない二人のスリリングな初顔合わせトーク
チケット受付⇒http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268889P0030001


◎「言葉の外側へ」ダースレイダー×文月悠光
お互いの表現に欠かせないもの「言葉」。ラッパー・ダースレイダーと詩人・文月悠光が言葉について、その表現方法について自由に話す90分。
チケット受付⇒ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268888P0030001


イベント詳細 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/95350

日記 8月4〜10日

※インスタグラムで久しぶりに日記をはじめました。思いつくままの、エッセイ風じゃない感じで書きます。1週間たまったら、こちらに転載します。


※お盆は休まず営業予定です。雨がずっと降る、みたいなときは臨時休業します。天気次第…。


※今年の「LOFT9 BOOK FES2018」の概要を発表しています。トークチケットは8月18日(土)イープラスにて発売開始です。
詳細はこちらで
⇒ http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/95350


【日記 8月4日】
ツイッターで今日から開催されるロッキンフェスの情報を検索してから店に。開店後、近所の知り合いが次から次へとお菓子を持ってきてくれた。いらなくなったやつをただ持ってきているだけな気もするが…。もらいすぎて今度は自分が近所に配る。いつまでたっても仕事がはじまらない。
ようやく昨日の続きのネット入力を。店は暇。高額商品が売れてるので売上は悪くないのだが、同じ金額でも、ホームランだけじゃなくて、打線がつながって得点を重ねるほうがやっぱり嬉しいじゃないですか。まあ、理想は理想でなんでもいいんだけども…。
閉店間際、和歌山からのお客様。60代くらいの男性、早稲田卒業だそう。卒業以来の上京だとか。自分が小さい頃だってもうほとんど面影ないからなあ。そういえば早稲田の老舗蕎麦屋「三朝庵」さんも閉店になるらしい。
閉店後、ヤボ用で歌舞伎町。昨日も写真撮ったんだけど、職安通りの、かに道楽もどきみたいな「カニのくに」って店が気になっている。その後、大久保の知人宅。明日はお休み。今週もありがとうございましたー。


【日記 8月6日】
いよいよ早稲田大学も本格的な夏休み。毎年思うけど、どうやって生きていけばいいのか…。昨日の飲み残した水で打ち水。いくつかメール返信してるだけで昼休憩の時間に。
つい先ほど、本を売りたいのだが見てもらえるかと店に来てくださった方のお宅へ。自転車で数分の場所。亡くなったお父様の蔵書とのこと。だいたいの査定額を告げる。お母様はまだ処分したくないらしく、気持ちの整理がついたらまた連絡をくれるとのこと。蔵書には人の面影が間違いなくありますからね。
なぜか自転車を忘れて歩いて帰って来てしまい、また取りに行くという無駄な時間を経て昼食、チャーハン。
しかしお客さん少ない。7月は夕方からのお客さん多かったけど、それもないのが8月。ちょっと、みちくさ市関連のことで調整があり、今日はやりたい仕事ができなかった。閉店後、時間外窓口がある新宿北郵便局へネット注文の荷出し。大行列。正直、通常郵便業務と不在郵便の受取は窓口分けて欲しいよなあ。
その後、高田馬場「おとんば」へ。もつ焼きのお店。「みつぼ」ほどに混まないし美味しく安い、良い店。串は90円だけど絶品だし、低温調理の内臓刺身盛りも良い。で、今日は初めましての方と会食。バイスサワーが進みます。楽しい夜でした。そういえば、雨、降らなかったな、まだ。


【日記 8月7日】
霧雨。開店後、youtubeで「ガリレオ2」観ながらネット注文の荷造り。香椎由宇とか懐かしいな、なんか。その後、税務署の方が来てあれこれ話す。親父の負債は本人ではなく全部自分が対応しなくてはならない。頭下げるしかないが、それだけはどうにもならず。非常にピンチだ。ただ、ある意味、自分がやることは絶望というか、希望の無さが原動力みたいなところもあり、独りでなんとかやっていくしかない。それでいいのだ。
9月16日開催みちくさ市のサイト直し。フリマ枠は8月27日(月)21時から募集開始になった。ツイッターとブログで発表した。 https://kmstreet.exblog.jp/
原稿書きもしなくてはならないが、なにもやる気がおきない。店を閉めて早稲田通りに出るも、深夜のように誰もいない。自宅へ戻り、眠れないけど、部屋を暗くして目をつむる。


【日記 8月8日】
台風せまる雨。看板とか最低限のものだけ外に出して、やってるんだか、やってないんだかの営業形態。昨晩、精神がダークサイドに落ちてしまい、あまり眠られずに睡眠不足。昨日できなかった連載原稿を書く。途中、何を思ったか店猫コトがこんな天気なのに外に出ていってしまった。えーっ、と思い迎えに外へ。周辺をずぶ濡れになって呼ぶもいない。しょーがないので店に戻ると、椅子の上に座っていた。にゃろめ。18時すぎ、原稿ができたので閉店。
自宅に戻ってようやくロマン優光『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コア新書)を読む。サブカル周辺が好きなのは間違いないのだが、基本は「プロレス」オンリーだった自分はあまり知識がない。正直、今でもまだ自分の中の体育会系と文系とか、ハプニング好きと安定志向とか、いろんな矛盾を飼いならせていないというか、すべてが中途半端なのである。前向きな波風を起こすのは大変だ。プロレスは一人じゃできない。最大の敵だけど最大の味方というアンビバレントな存在が必要だから。プロレス者は、ずっと自分にとっての、そんな存在を探しているのだ。


【日記 8月9日】
開店して、ひたすら100円均一に追加出す。今日も静かな街。先日のラジオDJで話題の村上春樹。現在たくさん文庫の在庫があるのだが、全く売れない。文学が弱いうちでも前は売れたけどな。うちだから売れないのか、いまはどこもそうなのか。
明日の、みちくさ市トーク打ち合わせの確認連絡をする。今回は豪華ゲスト。たまりあの二人がどんな会話するのか楽しみだ。そのままLOFT9の小林勇貴監督とテンコちゃんのトークの打ち合わせ日程確認連絡。監督が現在放送中のテレビ東京のドラマ「GIVER」撮影だったため、まだ顔合わせできていないのだ。多忙な方との調整は大変だ。
一通り連絡終えて、本の整理。売れ残りを値下げしたり、100円にしたり。閉店まで。
郵便物を出しに新宿北局へ。途中、高齢者に単純作業仕事を斡旋する作業所があるのだが、少し前からその駐車場に「ご自由にお持ちください」とあり、横にケースが。気になってたけど、いつも急いでいて確認しなかったんだけど、今日は覗いてみた。暗くてわからないのでスマホの明かりで照らす。そこには……ザリガニ! めちゃくちゃビックリしたわ!


【日記 8月10日】
店に向かう途中、久しぶりにタクシーおばちゃんに出会う。タクシーが見えてないのに「タクシー! 止まれー!」と言い続けるおばさん。開店後、本の整理。値つけをひたすら。4時に店を代わってもらい高田馬場へ。今日はみちくさ市トークの打ち合わせ。先に打ち合わせ場所の喫茶店ロマンへ。能町さんがミルクセーキの本で紹介している店。とても落ち着きのあるいい店である。昼飯食えなかったんで早めに来てナポリタンを。出てくる前の、匂いだけが先に漂ってくる幸せな待ち時間もいい。
時間になって一番最初にゲストの方がやってきた。作家の角田光代さん(明日発表だけど、まあいいや)。で、小泉りあちゃんとマネージャーの岡田さん、姫乃たまちゃん来てお話。角田さんみたいに一線で活躍されている方にジャンル違えど、仕事について二人にどんどん質問してもらいたい。
りあちゃん達と別れ、角田さん、たまちゃんと早稲田へ。ラム肉専門店の羊のロッヂへ。編集者のTさん、浅生ハルミンさんが来て始まる。フルハムロードとか懐かしい話を。楽しい3時間でありました。たまにはこんな日もないとね…。
トーク詳細・予約受付中 https://kmstreet.exblog.jp/18596651/

早稲田青空古本祭(掘出市から名称変更しました)
2017年11月13日(月)〜18日(土)10:00-19:00(最終日17時まで)
会場:早稲田大学構内10号館前広場(大隈像裏)14軒参加。
★雨天決行 ★会場でカード支払可です。


"街が舞台の雑司が谷大文化祭"
第39回 鬼子母神通り みちくさ市
2017年11月19日(日)11時〜16時 鬼子母神通り商店街にて
一般参加の古本フリマ。トーク、ブングテン、落語会も同時開催。手創り市さんも同日開催!
http://kmstreet.exblog.jp/

出演します。

『台湾人の歌舞伎町――新宿、もうひとつの戦後史』刊行記念
稲葉佳子(大学講師)×青池憲司(映画監督)×向井透史古書現世トークイベント
「それからの歌舞伎町、それぞれの歌舞伎町」


戦後、焼け野原に生まれた興行街・歌舞伎町になぜ台湾人が集結したのか――
その疑問から始まった本書の取材は8年に渡った。


新陳代謝が続く歌舞伎町は
その後、二代目三代目の時代に移り、
戦後第一世代の台湾人をオールドカマーだとすれば、
ニューカマーも続々とこの町にやってきた。


町を去る者、新たにやって来る者――
この地域をフィールドワークしつづける著者ふたりと、
新宿に生まれ育った古書店主が
この町の移り変わりを語りつくす。


日 時◆2017年11月2日(木) 19:00開演/18:45開場
会 場◆紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
参加料◆無料でご観覧いただけます。
受 付◆10月10日(火)午前10時より店頭またはお電話にてお席のご予約を受付いたします。(先着50名様)


ご予約電話番号:03-3354-5703
新宿本店3階売場直通(10:00〜21:00)


★プロフィール★
稲葉佳子(いなば・よしこ)
1954年生まれ。法政大学大学院デザイン工学研究科兼任講師、
新宿区多文化共生まちづくり会議委員。
著書に『オオクボ 都市の力――多文化空間のダイナミズム』ほかがある。


青池憲司(あおいけ・けんじ)
1941年生まれ。映画監督。
最近作は被災地住民の6年間の復興過程を記録した、
『まだ見ぬまちへ〜石巻・小さなコミュニティの物語〜』(来春公開予定)。


向井透史(むかい・とうし)
1972年生まれ。早稲田の古本屋「古書現世」店主。
鬼子母神通り みちくさ市」「LOFT9 BOOK FES.」の運営代表。
著書に『早稲田古本屋街』『早稲田古本屋日録』がある。


詳細は紀伊國屋HPにて
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20171012105311.html

ありがとうございました

随分と経ってしまいましたが、日曜日は渋谷でLOFT9 BOOK FES.でした。昨年に引き続き二回目の開催でした。ご来場いただきました皆様、運営に様々な形でご協力いただきました皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。


もともとはフリーマガジン「ブルーズマガジン」を通じてロフトの成宮アイコちゃんと出会い、渋谷にLOFT9ができることになりそこには本棚ができることになりそれがアイコちゃんの担当になって、どうせなら本のイベントできないかとなり、自分のとこに話がきたのでした。トークライブハウスでの古本市ということで「古本市にトークがある」のではなく「トークイベントに古本市がある」という形になっているのです。トーク収益が場所代ということです。やってみると実に大変です。どこもかしこもトークという時代ですし。といいつつ、実は「またそのメンツ?」という感じでぬるい内容の安定感、安心感だけあるトークのほうが集客が楽だったりするんだけど(イベントがわかりやすい「本」という枠内だけでやったほうが集客が楽なのと同じで)、そんなことしてたらヤバいじゃないですか(笑) あと「本好き」という言葉の実際はいろんなジャンルを排除してる感も大嫌いなので。ついつい「なぜ、それ!」みたいなことをやってしまい…。タブレット純さんと姫乃たまちゃんのトークはとてもスイングしてよかったです。自分の闇を好きなものだけをひたすら追及して突破した、というところでとても似ていると思ってオファーしたので。タブレットさんのマネージャーさんもとても喜んでくれました。「ヤクザと男色」は昨年実現できなかった企画でしつこくオファーして実現できました。鈴木さん、あまりトークなど気軽に出る方ではないので。鈴木智彦さんは「我が一家全員死刑」読んでからのファンで。「ヤクザと原発」もすごかったし、とにかくお会いしたくて。ツイッターでBLの「囀る鳥は羽ばたかない」というヤクザものを鈴木さんが絶賛したことがあってそこから出た企画なんですけど。参助さんもさすがでした。ある意味昨年このイベントをはじめるにあたり、最初にやりたいと思った企画だけに嬉しかったです。最後のトークも昨年できなかった能町さんとサムソン高橋さんのトークをやりたいというところからはじまったのですが、その後、まさかの「恋愛感情の無い結婚宣言」があり、その後一度高円寺でトークが行われてしまい。ちょっとそのままやるのは新鮮味がないな、ということになり。自分は能町さんがCSの「BAZOOKA!!!」の地下クイズ王で活躍してるのが大好きなので、そちら方面でどうかと思い調べてたら石丸さんとまったく接触したことがないとわかり。面白いんじゃないかとオファーさせていただきました。案の定、石丸さんのハイテンション暴走をがっつり受け止めていただき最高でした。昨年、ひとつだけ動員がダメだったんで、がっつり取り組んで今年は全てほぼ満員になりました。一日で200人ほどの人に楽しんでいただけたことになります。なにより自分が楽しみました。それが最高の嬉しさです。


古本フリマの皆様にも楽しんでいただけたかしら。よく、イベントと日常を対峙させてしか考えられない人いるけど、そんなことなくてどうヒモづけていくかをちゃんと考えれば決して同居できないものではないので。ただ「考えるか」「考えないか」の違いだけで。


また来年。ロフトさん側からもいろいろ提案ありましてまた新展開あるやもしれません。また、ちょびっとだけ楽しい一日ができたら。ありがとでした!!!

日曜日は!

BOOKS 9 × 鬼子母神通り みちくさ市 presents
「LOFT9 BOOK FES.2017」


古本市:OPEN 12:00
トーク:START 13:00
(古本市は19:00まで、古本フリマは17:00まで)


軒先&店内の古本市は入場無料!
トークイベントのチケットは前売り2000円/当日2500円 (+1オーダー)


雑司が谷で二ヶ月に一度のペースで開催し、毎回大賑わいの古本祭り「みちくさ市」が「BOOKS9」とタッグを組んで、今年も渋谷で入場無料のブックフェスを開催!(トークイベントを見るには料金がかかります)


☆LOFT9の軒先では、個性的な本屋さん11店舗が「いま、本当に売りたい本」を持って集結!店内では9組が一期一会の古本フリマを開催します。


☆メインビジュアルには、去年に引き続き『あれよ星屑』でおなじみの漫画家・山田参助先生によるイラスト描き下ろしが決定。当日、シルクスクリーンでTシャツにして販売!(ボディとインクの色は複数の中から選べます)


☆『とんかつDJアゲ太郎』でおなじみの漫画家・小山ゆうじろう先生による描き下ろしイラストのLOFT9オリジナルトートバッグ販売決定!


☆さらに、本好きにはたまらない出演者をそろえたトークイベントを1日通して3本開催!


トークイベント】
■「闇を抱える読書」タブレット純×姫乃たま
OPEN 12:30 START 13:00(終了:14:30) 前売り(e+)はこちら
とても個人的で人には薦められない、心の闇に寄り添う暗くも楽しい読書経験を語る!


■「ヤクザと男色」鈴木智彦×山田参助
OPEN 15:30 START 16:00(終了:17:30) 前売り(e+)はこちら
ボーイズラブでは定番のヤクザものですが、実際はどうなのか。『ヤクザ1000人に会いました!』の鈴木智彦さん、『あれよ星屑』の山田参助さんによる男集団談義。


■「覚醒めよ!」能町みね子×サムソン高橋×石丸元章
OPEN 18:00 START 19:00(終了:21:00) 前売り(e+)はこちら
本人たちさえも当日まで何を喋るかわからない衝撃のフリートーク
終了後、ハーレムチェキ1000円で販売!


【古本市参加店舗】
ハナメガネ商会、にわとり文庫、BOOKS青いカバ、古書現世三楽書房立石書店、JUNGLE BOOKS、ブックギャラリー・ポポタム、ひぐらし文庫、北書店(新刊 From新潟)


【古本フリマ参加者】
小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)、とみきち屋、つぐみ文庫、ドジブックス、えほんやハコのなか、甘夏書店、レインボーブックス、雨の実、M&M書店、ロフトブックス、朝霞書林、嫌記箱(塩山芳明