本好き、神保町に集う

遅く起きる。12時半、神保町へ。浅生ハルミン立石書店牛イチローと待ち合わせ。近くの回転寿司で軽く食事。その後、新刊書店をまわる。三省堂ではハルミンちゃんの『私は猫ストーカー』のPOPが揺れていた。いいじゃん、このPOP。


2時少し前、書物好きの同人誌『sumus』メンバーと読者のつどい「スムース友の会」の会場である「Ole Ole」に。まだ誰も来ていなかった。南陀楼さんと魚雷さんのみ。「テキトーに座って」というのでテキトーに三人で座る。どんどん人が集まってくる。で、開始。同人の方々、林哲夫さんをはじめ、岡崎さん、山本さん、魚雷さん、扉野さん、南陀楼さんの話からはじまり、各自、自己紹介。あぁ、あの方が、とワクワクしながら聞く。密偵おまささん(http://d.hatena.ne.jp/mittei-omasa/)や、晩鮭亭さん(http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/)の時には「おぉ!」と歓声が。うらやましいじゃないよ。晩鮭亭さんとはようやく会えた。文章通りの大人の雰囲気を持った方。自分もこういう感じの人になりたいです(無理だ、向井じゃ)。あまりゆっくり話せなかったのですが、いつかゆっくりお話したいです。おまささんとも会えて嬉しい。おまささんにはお土産を持ってきたのだ。ブログじゃ書けないもの。持つべき人が持ったほうがいいという物です。


その後、いよいよ”均一”岡崎武志VS”赤貧”山本善行の古本十番勝負が。500円までで買ったものを画用紙に書いて提示。御客さんの挙手によって「どちらが凄いものを安く買ったか」を競う。ステキだ。セコンドは自分が山本さん側、牛イチローが岡崎さんにつく。事前に作戦をたてるが、山本さんは殺気が漂う本気モード。手帖から画用紙に本のタイトルなどを写していく。「古本泣き笑い日記」(http://www.geocities.jp/sumus_livres/yamamotonikki2.htm)に書いてあったものもある。勝負の詳細は南陀楼日記(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/)に出るはず。結果は山本さんが6対4で勝利。思わず山本さんと抱擁(いい歳した男ふたりが何を・・・)。楽しかったっす。


で、オークション大会へ。晩鮭亭さん、いいの買ってたなぁ。自分も欲しいのあったけど、プロが買ったらいかんよねぇ、商売目的に。無事終了。楽しかった、ホントに。その後、山本さん、南陀楼さん、扉野さん、魚雷さん、牛イチロー、「ぶらじる」の竹内さんと近くの喫茶店。途中からハルミンさんも。次はこんな対決を、とか、山本さんの家の本を勝手に買い入れとか(「そしたら扉野君の本も持ってって。扉野君、二人で出直そう」と言ってた・・・)と変な話をして6時半まで。古書会館に移動。


7時からはアンダーグラウンドブックカフェのイベント。岡崎武志さん、角田光代さんのトークショー。入口に行くと角田さんがいた。「煙草どこで吸えばいいのかな」と迷っていたので、駐車場にある喫煙所へご案内。しばし立ち話。トーク開始。なかなか面白かった。もう少し、古本寄りでもよかったかも。客層もABCとは違って、「わかって」そうな感じだったし。終わってサイン会へ突入。忙しそうだったポプラ社の矢内さんと挨拶したりいろいろ。池袋リブロの三浦さんとも久々だ。西秋さん、中野さんが「よければ打ち上げにどうぞ」と言ってくれて出る事にする(全然関係ないのに・・・)。角田さん、矢内さん、山本さんと飲みながら話す。角田さんも赤貧逸話にはビックリしていた。10時半すぎ解散となる。アンダーグラウンドブックカフェは火曜日まで開催中。まだまだ、いい本ありましたよー。明日はEDI叢書完結記念トークショー荒川洋治さんが。こちらも是非。
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/


リコシェさんや牛イチロー神保町駅まで。別れて東西線乗り場に行くと、林哲夫さんと、中野書店の中野さんがいた。いろいろと話しながら帰ってくる。早稲田で降りようとすると、林さんが握手した手を離さないというイタズラを。「林哲夫」のイメージと違うじゃないすか!(書いちゃったもんねー)