永島慎二さんのご冥福をお祈りいたします

朝、新聞で先月、永島慎二さんが亡くなっていたことを知る。心不全だったそうだ。本当に驚いた。先日、安藤書店さんと今年もそろそろ古本祭の目録『古本共和国』表紙での永島作品使用の許可をもらいに挨拶行かなきゃ、と話したばかりだからだ。安藤さんから聞いていた奥様との暖かいエピソードの数々を思い出す。『古本共和国』では3号から16号までオリジナルの版画をいつも提供していただいていた。ポスターも同じ版画使用だったので、よく盗まれたものだ。永島さんは安藤さんと昔から親しく、目録表紙の他にも、安藤書店のシャッター、古書店街のビニール袋などに作品を使わせていただいている。これからも早稲田の街を永島慎二さんの作品があちこちで生き続けることと思います。今年の『古本共和国』の表紙も「旅人くん」の予定です。つい先ほどまで、『古本共和国』のバックナンバーをしばし見ておりました。ただただ優しい絵だ。本当にありがとうございました。合掌。なんだか気が滅入ってしまいました。特に変わったことなかったので、今日はこれにて。