わめぞ年表

だいぶ落ち着きましたがまだまだ。日記のかわりに、作っていたのを忘れていた、「わめぞ年表」を公開。よろしく。


■2006年11月9日
イラストレータ武藤良子の呼びかけで雑司ヶ谷、目白周辺にて本に関係した仕事をしている人間での飲み会を提案。古書往来座・瀬戸雄史が「知り合いが少ないから心配」と早稲田の古本屋、古書現世向井透史を呼んで「早稲田」が混ざる。特に何かを決めたわけでもなく、ただの飲み会で終わる。谷中・根津・千駄木のいわゆる「谷根千」をパクり、なにも考えずにこの会は「わめぞ」と名づけられた。参加者は武藤良子往来座旅猫雑貨店、ブックギャラリーポポタム、琉璃屋コレクション、リコシェ古書現世。会場は池袋西口の中華料理「蘭蘭」。


■2006年12月21〜22日
葛飾区立石から早稲田へ移転してきた立石書店のオープニングイベント「古本市 夜・昼」を立石書店店内で開催(主催は立石書店)。会場を借りて開催するのではなく、お店を使って古本市をやるという「古書往来座外市」へ向けての実験的イベントだった。大盛況に終わり、「外市」開催の実現が現実的になる。「外市」はこの時点では往来座古書現世立石書店で企画されており、「わめぞ」とは別に動いていた企画だった。


■2006年12月26日
わめぞ忘年会開催。雑司ヶ谷鬼子母神横の「魚河岸亭」にて。本当に「わめぞ」でいいのか名前の選挙が行われた。しかし対案が「池袋サウス」「池南連」「明治通り小枝会」「弦巻川再生委員会」「イケブックロ」「ワメゾン河」「中目白」などとんでもないものしかなく、あっさりと「わめぞ」で決定。立石書店、退屈男(ブログ「退屈男と本と街」)が、わめぞメンバーに加入。「古書往来座外市」への、わめぞの協力を求めることに。


■2007年2月24日
1月末に予定されていたものの、万全を期して一か月開催を伸ばした第1回古書往来座外市を開催。1回目は土曜日
1日だけの開催だった。ゲストは仙台の火星の庭さん。爆発的ではなかったものの、予想を上回る売上を記録。続けていこうという意志を共有できる結果であった。


■2007年3月11日
行きたいけど行けなかったという声があったので、第1回外市「幻の2日目」として、日曜日に「外市のしずく」を
開催。往来座の台をどかさない程度の小規模開催。火星の庭が半額セールを実施。大好評で、外市本編の時を超える売上を記録した。これを機に、外市を2日間開催にすることが提案され、次回より実施することになった。


■2007年5月5〜6日
第2回古書往来座外市開催。ゲストは神保町・石田書房さん。お客さんの数も売り上げも第1回よりあきらかに増えた。往来座・瀬戸製作の手造り屋根「かもめ」が初お目見え。2日目の日曜日には、目白・上り屋敷会館にて映像作家・河内紀さんを迎えて作品鑑賞&トークショー、ワメトークvol.1「WAMEZO TV」を開催。外市期間中に旅猫雑貨店店舗で、けん玉を一発で皿に入れられたら1割引きサービス実施。


■2007年7月4日
東京新聞にて古書往来座外市が紹介される。わめぞのマスコミ初登場はこの記事。


■2007年7月7〜8日
第3回古書往来座外市開催。ゲストは『関西赤貧古本道』などの著書を持つ山本善行さん。2日目の日曜日には、目白・上り屋敷会館にて荻原魚雷さんの『古本暮らし』刊行記念として、三重県生まれの浅生ハルミンさん、荻原魚雷さんのワメトークvol.2「三重県人!」を開催。


■2007年8月3〜5日
早稲田の古本屋街と、わめぞイベントに来てくださる若いお客さんをつなげないかと、わめぞメンバーである立石書店古書現世の棚を早稲田の古本屋、わめぞメンバーに開放して開催する店舗内古本市、ウィークエンドワセダの第1回を開催。ゲストとして立石書店南陀楼綾繁さん、古書現世に仙台の火星の庭さんを迎える。初日は7:00〜11:00までの夜開催。3日間で外市2日間分の売り上げを記録。


■2007年8月28日〜9月8日
ブックギャラリーポポタムにて武藤良子個展「茫々」を開催。期間中に開催された外市の打ち上げ会場にも使用され、みんなで「ミジンコの絵ですか?」「ちげーよ、鳥だよ!」とほのぼの飲み会となった。


■2007年9月1〜2日
第4回古書往来座外市開催。ゲストは西荻窪音羽館と、にわとり文庫。このころから日曜日のお客様の数が増えてきた。


■2007年9月27日〜10月2日
第22回早稲田青空古本祭(会場・穴八幡宮)にあわせて、立石書店店内にて寄生イベント「わめぞ青空古本祭」を開催。小規模ということもあり、微妙な結果に終わる。はっきりいって、失敗。


■2007年10月20日
貝の小鳥(目白)、kikazakka(雑司ヶ谷・現在休業中)、池袋シネマ振興会のフリペ「buku」編集人の北條さんが、わめぞに加入。


■2007年11月3〜4日
第5回古書往来座外市開催。ゲストは吉祥寺の藤井書店、百年、バサラブックスの3店舗。初日にいままでの2日分の売上を記録。この外市から飛躍的に売り上げが伸びた。2日目の日曜日には、目白・上り屋敷会館にて塩山芳明さんの『東京の暴れん坊』の刊行記念トークショー、ワメトークvol.3「うるさい奴らは皆殺し!」を開催。塩山さんのお相手は内澤旬子さん。大盛況でした。藤井書店が外市に毎回参加することに。退屈男君に続く「名誉わめぞ民」としてわめぞメンバーに加入。


■2007年12月21〜23日
第2回ウィークエンドワセダを開催。立石書店古書現世に加えて飯島書店も会場に。売上としては前回と同じなので好調に終わるも、肝心の早稲田の古本屋の売り上げがまったく上がらず、わめぞ関係者ばかりが売れるという結果に。前回もそうだったことから、コンセプトに無理があると判断。この形での開催は一度終了することに。わめぞ2007年のラストイベント。


■2008年1月5〜6日
第6回古書往来座外市開催。ゲストは藤沢の聖智文庫さんと、海月書林さん。この外市より往来座が「外市」への出品を止め、店内に専念。特選新入荷コーナー「中市」を始めた。わめぞメンバー、武藤良子外市恒例となる売り上げ対決がスタート。前回に続いて参加のバサラブックスを撃破。


■2008年3月1〜2日
第7回古書往来座外市開催。ゲストは九蓬書店と三楽書房。1周年を迎えることができた。武藤良子の対決シリーズ2戦目。常連参加者の、ふぉっくす舎さんと荻原魚雷さんと対決。苦戦かと思われたが、なんと圧勝に終わる。荻原魚雷さんは罰ゲームとして高円寺の古本酒場コクテイルでおごることになったのだが、なんと武藤は1万円分も飲み食いし、魚雷さんをここでもKOした。


■2008年4月5日
銭湯を借りきっての古本市、「月の湯古本まつり」開催。昨秋にわめぞメンバー旅猫雑貨店とリコシェが、この月の湯で開催されたライブイベントに参加したのがきっかけとなり開催することになった。古本市の他にもカフェスペースあり、トークショーありの複合イベント。事前に新聞報道が多数あり、当日もラジオの生中継があったこともあり、1000人を超えるお客様が来場。大成功に終わる。カフェコーナーに参加の目白のカフェ、ムーズアポアンが、わめぞに加入。


■2008年4月9〜20日
大阪・Gallery Books Coffee iTohenにて武藤良子個展「日曜おんな」開催。大阪滞在時のことを自分のブログに書いた「大阪京都死闘篇」がひそかな話題に。


■2008年5月3〜4日
第8回古書往来座外市開催。ゲストは神戸の口笛文庫さん。初日は、不忍ブックストリート一箱古本市」2日目と同時開催に。武藤良子、売上勝負で荻原魚雷さんからの刺客、元書店員の「王子」こと古書文箱さんに僅差敗北。打ち上げで変な荒れ方をし、荻原魚雷さんのわき腹をつらせて地獄へ落とす。


■2008年5月16日
文筆家・木村衣有子、阿佐ヶ谷から目白へ引っ越し。正式にわめぞメンバーに。


■2008年6月15日
6月14日に東京メトロ副都心線が開通。新駅「雑司が谷」が誕生した。それを記念して周辺商店街が中心となり、記念イベントを開催。そのひとつとして、鬼子母神境内にて「「わめぞ」の鬼子母神古本まつり」を開催。手創り市と同時開催。雑司ヶ谷界隈に人出が多く、古本市も大盛況だった