王子が雑司が谷にやってくる

sedoro2010-01-25

先週、木曜日だっけか? 外市などでは古書文箱の名前で出品している王子・薄田君がふらり店にやってきた。高円寺の古楽房でバイトしていたが、今年から店には出なくなり、倉庫仕事なんかをちょっぴりバイトをしながら古本屋として独立開店を目指している王子。今月末に現在住んでいる中央線沿線の住居から引っ越すと聞いてはいたが、今日、新しい住居を仮契約してきたという。場所は雑司が谷。そうかぁ、ついに王子もわめぞ民かぁ。「わめぞ」には「わめぞ民」と「わめぞメイト(ってなんだよwww)」があって、前者は、わめぞエリアに店舗、もしくは住居があるもの、後者がそれ以外でわめぞに関わっている人である。はっきりいってそんな区分けなどどうでもいいのだが、ゴチャゴチャにしていると取材を受ける時に団体としての定義があいまいになってしまうので、とりあえず分けているだけなのではあるが。だから王子は、今まではメイトだったわけだが、今後はわめぞ民なのである。


まぁ、これまでと違わないといえば違わないけど、違うといえば違う。普段から気軽に会えるし、飲んでも終電を気にすることがない。今までも王子は飲み会とかの後に帰りたくないのが見え見えというか(笑)、ついつい終電逃して瀬戸くん家にお泊りになったり、そういうところでもモヤモヤしてただろう。これからはそういうことを気にしないでよくなるわけだ。目の前の楽しさに遠慮しなくていいというか。だからこれまで以上に細かくいろんな話ができるし、ちょっとした仕事も頼むことになると思う。自分は王子とか、あと早稲田で独立した丸三文庫の藤原とかは単純に1対1の関係だと思ってるし、先輩後輩とかあまり気にしないし。王子の話は世代も違うし、とても参考になることも多いし。王子の意識というか考えが現実に形になるような手伝いもしたいし。面倒なだけだからあまりみんなには話さない「わめぞプロジェクト」の根幹も、王子には見せたいし聴かせたいし。


たった一人の人間が場所を動かすだけで変わる何かもある。王子が来ることによる、目に見えてというのではない、微妙な「わめぞ」の変化を、楽しみにしています。たくさん飲もう。たくさん話そう。今週末、王子は雑司が谷にやってくる。


写真は外市打ち上げ3次会で、リボーのサングラスを借りた王子。掟ポルシェにしか見えない。