仙台2日目 Sendai Book Market

朝8時に会場入り。自分たちは会場から歩いて1分のホテルなので楽チン。まだ早いので、仙台メンバーの皆さんとわめぞしかいない。まずサンモール内にある野中神社からテーブルなどを持ってくる。その後、わめぞは準備開始。青葉通り側のいい場所をいただく。マックの前でごわす。配置表をもらうと、今回は一箱以外のブースは、わめぞと盛岡のてくりさんだけなので、昨年のように「一箱」「カフェ」「他ブース」と分かれるのではなく、ごちゃまぜになっているのが逆にいい感じである。みちくさ市と同じような作りなのだけど、Sendai Book Marketにはカフェコーナーがあってゆっくりできる。ある意味、みちくさ市を始めるときの理想に思っていた姿こそSendai Book Marketなのだ。結構広いスペースを使って陳列。贅沢だなぁ・・・。


11時に、B!B!Sの武田こうじさんによる開会宣言があり、スタート。続々とお客さんが集まり始める。往来座が絶好調で、いきなり万単位で売れている。すげぇ。ちょっと端から端まで歩いてみる。なんだか、ほうろうさんが一箱に出しているのが新鮮。わめぞとは真逆のサンモール入口にある盛岡の「てくり」さんのブースに挨拶。てくりの木村姐さんに挨拶。早く挨拶しないと消されるところだぜ。ごっぱ、こと五っ葉文庫の古沢君、帽子をかぶっておらず髪を切ったせいかみんなに気付かれないという事態が発生。しゃべると同じなわけだが・・・。しかし東京の人もずいぶん普通に見かけるのでなんだか不思議な気分。


お昼。古書信天翁のザキ先輩が牛タンを喰いたいということで、数人で歩いて駅近くの「伊達の牛たん本舗」へ。昨秋に高い「芯タン定食」食べたので、800円ぐらいの、切り落としを成型した「通定食」にする。ごはんおかわり自由だし、とろろもテールスープもついてるし充分だなぁ、これで。安くてうまい。帰り、朝市をブラブラ見てから会場に戻る。しかし朝市安いよなぁ。


お客さん、最後まで絶えなくいる感じ。確かに昨年の方が多かったかもしれないが、今回だって充分多い(風の時の正実さんに聞いたら「昨年は七夕まつりレベル」とのことなのでw)。真ん中のカフェコーナーに座って見まわすと、あぁ、いいなぁと思う、ホントに。通りの流れが落ち着いて来たころ、一箱古本市が終了。今回もわめぞ賞を、とのことで(前野さんが昼過ぎに来て「頼むよ」「えっ、聞いてないですよ」「じゃあ、今言ったから」ということで決定。ひどいよ!)、「ねずみ文庫」さんに決定ー! ねずみ文庫さんは秋田のブックイベント「秋田 Book Bort」の方。かわいい、ねずみの看板に惚れました。武藤の「曇天画Tシャツ」を進呈。その後、てくりの木村さんなどと話しているうちに全てが終了となる。みんなが満足感に包まれて、日が暮れていく。わめぞブースも撤収をはじめる。新幹線組はこのまま帰るので、撤収が終わって仙台の皆さんに挨拶。また来年、と別れ、軽く近くのクラックスで行われている蚤の市「+R」を見てから新幹線組とも別れた。


明日、車で帰る組の自分、岡島さん、丸三・藤原、うーちゃん、今日来た組の魚雷さん、ハルミンさん、根岸さんは打ち上げに。会場そばの韓国料理屋。魚雷さん、ハルミンさん、てくり・木村さん、前野さんという豪華なテーブルに混ぜていただきメシを喰う。前野さん、声が出なくなってしまっており、副実行委員長の桃生君が司会をすることに。隣の前野さんが何かささやくと桃生君がそれをしゃべる。まわりから「ささやき女将!」「仙台吉兆!」の声があがる。ステキだ。各賞の発表があり(受賞者が誰も参加していないというw)、その他いろんな人の挨拶があり、仙台の人達の挨拶がありなんとも和やかで愉快な宴だ。そんな中、ジュンク堂仙台ロフト店の佐藤純子ちゃんが挨拶に立った。純ちゃん、しゃべっているうちに涙が落ちた。純ちゃんが涙するのは、結構よくあることなのだけど、twitterなどで純ちゃんの今の気持ちを知ってしまっている自分たちには、なんといっていいのかわからないけれど、ズンときた。来月、純ちゃんは、みちくさ市にあわせて上京することになった。全力で楽しい時間を提供したい。


解散なのかと思ったら、純ちゃんが「もう電話しちゃったんですー」と言うことになり、前野さん、マゼラン・高熊さん、ストック・吉岡さん、北野君、ごっぱ、てくり・木村さん、ほうろう夫妻、岡島さん、藤原、向井で、近藤商店へ。国分町にある一見さんお断りの名店。極厚の牛タンを喰ってしまう。初めて来た人はみんな感激。その後、ハンバーグをめぐるどうでもいいやりとりなど。夜中の2時ぐらいまで飲んだ。前野さん、ホテルまで送ってくれた。写真撮って、握手して、別れた。本当に来られてよかった。満足な気分で、眠りについた。