謎の男

昼食時間までは来月からの新連載の原稿書き。あんまり進まない。800字ちょっとの短いコラムなので、構成が難しい。


昼食、と思ったら電話。メルマガ「早稲田古本村通信」の”チンキタ”でおなじみの「大阪の狆」前田和彦君だ(彼が企画に関係したQJのグラビアアイドル特集、発売中です。クレジットだけでも見てあげてください)。上京しているのは聞いていた。用事が終わったので行ってもいいですかという。夜、予定があるのだが、それまでは特に緊急の仕事があるわけでもない。じゃあ、メシ食おうと3時に約束する。あわてて自宅へ戻り、風呂。昨日そのまま寝ちゃったのです。で、店に戻ってきて前田君と合流。近くのカレー店〈グレートインディア〉へ。本をめぐるいろいろなこと、前田君のこれからのことなどいろいろと真剣に話を聞く。活発に意見を交わした。珍しく真面目に接しているのに、隣のタイラーメン店の店員が入ってきて「チョット、メジャーナイ? メジャーモッテナイノ?」とか言いながら入ってくる。思わず前田君と声を殺して爆笑する。今日も明日も予定が入っているので、土曜日にでももう一度ゆっくり話そうと約束して別れる。なんか、前田君と話していると、自分も青春の苦悩というか、そういうものに飲み込まれそうで苦しいというか、楽しいというか。不思議気分。


そのまま明治通りを自転車で北上。ちょっと時間があるので、ジュンクとリブロをのぞく。リブロでは愛川欽也サイン会の準備が佳境を迎えていた。その後、往来座へ。瀬戸さんと合流して目白へ移動。ブックギャラリーポポタムさん(http://popotame.m78.com/shop/)へ。ギャラリー部分で開催中の丸木俊展を見て時間をつぶす。そこへ往来堂の笈入さんと、武藤良子さんが(打ち合わせとか)。旅猫雑貨店の金子さんも。みんなで近くの中華料理店へ。笈入さんは、所用でお帰りに。後からリコシェの阿部ちゃんも来る。この集まりはなんなのか。いろんな謎を含みつつ夜はふけていきました。まぁ、なんというか、この目白、雑司が谷近辺を盛り上げようじゃないか!という。じゃあ、なぜ自分がここにいるのか。最後まで謎なのでした・・・。