新宿古書展、雨の初日

昨日買った、山田真哉著『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学』(光文社新書)を読んでいたら、いつのまにか朝4時。地震があったらしいが気付かなかった(夕方、人から聞いて知った)。8時半に起きてあわてて神保町へ向う。高校時代も、部活の朝練で早朝通学だったので、混んでいる電車は苦手。9時20分ごろ到着。並べ終わっていなかった本をきっちり並べてから、帳場の整理など。今回もまた、目録注文の送付希望者の伝票書きの係。開場の10時を前に書き出す。今回は大口が多く、1冊の注文が少ないか。それにしても、まだ売れるのね、『岩波講座日本歴史』って・・・。今回の新宿展の古書目録には、「ポプラビーチ」の取材時に角田光代さんに買ってもらった、開高健ベトナム戦記』の署名入り本が5000円で掲載されており(いこい書房さん)、目の前にあるこの本の注文帯(注文者一覧が書いてある)を見ると、8人の方から注文が来ているのがわかる。うち、2500円で売っちゃったよ・・・。角田さんが喜んでくれたからいいか(と自分をなぐさめる)。


11時すぎ、南陀楼さんが来場。ちょっと時間がないとの事で、「不忍ブックストリートMAP」
をもらうだけに。大きくていいなぁ、このMAP。内澤さんのイラストが光る。だけど、正直言うとキャラクターの「しのばず君」はちょっと怖いです・・・(内澤師匠すみません)。犬書房最高。古書現世でも配布開始です。数に限りがあるのでお早めに。4月30日のイベント「一箱古本市」などの情報はHPにて。


梱包作業をしている関書店さんと、いこい書房さん。いこいさんが「あれ?あれ?」とウロウロ。なんかおかしい、と大騒ぎ。なんと、いつのまにか二人の眼鏡が入れ替わっていたのでした。なぜ
そんなことが!


昼食は近くの「トロカツカレーの店」に集団で。普段は若いお客さんがほとんどですが、オヤジまみれです。浅草、とはいいませんが、後楽園の場外馬券場みたいな雰囲気に並んで注文。しかも某書店がポスターを指差し「俺、サユリストなんだよね」と言います。おいおい、ポスターの女性はオードリー・ヘップバーンだよ! なんなんだよ。

午後もひたすら伝票書き。5時すぎになると、伝票の計算。会場売上と、目録売上の送付分の金額を書店ごとに計算してパソコン入力。経費を引いた金額が出る。送りの品はまだたくさんあるが、また明日以降に。その後、暇ができたので棚を見る。お客さんもまばらになっている。結構たくさんあるじゃないですか。置いてきたので、何買ったかは忘れた。明日にでも。


6時閉店。今日はBIGBOXの撤収もあるので、関係者は先に解散。BIGBOXへ向った。うちは親父に頼んだ。帰りにパチンコできるし、いいだろう。店も雨で売上悪いだろうから、その分は頼んだ。お金をもらって(この会は日払いなのだ。BIGは月末一括払い)終了。帰り、神楽坂で人と会い、少し話して帰ってくる。その後、メルマガ「早稲田古本村通信」の編集。完成後すぐ配信。まだ10時だけど、めちゃくちゃ眠いのでここまで。いつもだと、新宿展の中日は休みなのだが、今回は最終日が休みになった。なので明日は神保町。ゆっくり寝ようと思ったのに。