売上げも好調、いこいさんも好調

昨日も眠れなかった。なので8時起きがつらい。半分寝ながら食事をしてBIGBOXへ向かう。ストックの本などを棚上から机下に下ろして、棚の最終整理。少し入れ替えたり(いい本がわんさかあるわけではないので、なんにも変わらないのだが)。文庫ワゴンを直したりしていると9時半に。帳場を全員で作る。包装紙を出したり、備品類を出したり。あぁ、やる気が全く出ない。そんなことではいけないのだが。御客さんも集まりだす。凄い人もたくさんいて、かかっているビニールシートの中にもぐりこむ人、少し開いているシートを「フーフー」吹いてめくろうとしている人(ここまでくると開けてあげたい気持ちだ)など。


10時開店。今日は早番で、いきなり店番。初めて見るお客さんで、棚から抜いた本で、買わないものをポンポン地べたに放る人が。勘弁してほしい・・・。あげく、他の店の本を、なぜかうちの机下に放り込む人まで(ねずみ小僧?)。1時間ごとの店番なので、11時に帳場を出る。なんとなく棚をふらふらと見る。別に買う気もないのだが。新井書店の棚でマグダ・レーヤ著『きみは猫である』(晶文社)という本が。タイトルが気になって棚から抜くと、和田誠さんの書いた可愛い猫が表紙。ブックデザインは平野甲賀。裏表紙の砂トイレでおしっこしてる猫の絵がサイコー。これは読みたい。200円。しかも新井さんを脅迫して100円にしてもらった。本文中にも和田誠猫がたくさん。で、ハルミンちゃんに電話したら(ていうかメルマガ原稿の催促)持っていないという。読み終わったらあげるよ。


また1時間店番して昼食。さかえ通りにある焼肉屋へ。なんか初日は焼肉なんだね、いつも。新井書店さん、我らがアイドルいこい書房さん(早稲田古書店街の天然王)と3人で。新井さんといこいさんは「カルビかなぁ」と話している。自分は「ハラミランチ」に(凄い名前だ)。でオーダーを聞きに来た店員さんに「カルビランチ」「ハラミランチ」と頼む。いこいさんが「お客様は」と聞かれたらさぁ、やってくれたよ。「僕はカンガルー」カンガルー!(本人はカルビと言ったつもり)ステキだ。


親父が追加の文庫を持ってくる。文庫、すごい売れ行き。結構たくさん作ったつもりだが、明日で無くなっちゃうよ、これじゃ。白水社の小山さんが来てくれた。自分、頼まれていたもの忘れていた・・・。本当にごめんなさい。来週お会いした時に奴隷になりますので・・・。次の休み時間は新井さんとBIG裏の喫茶店へ。テラスでコーヒーが気持ちいい(二人とも似あわなすぎ)。つばめの巣があった。可愛いなぁ。一生懸命餌を運んでいた。2階にある100円ショップがリニューアルしたとかで、外でも販売活動。うるさいくらいの呼び込み。なぜかのぼりを振らされている若者が。つらそうだなぁ。これが日勤教育というものなのでしょうか。


夕方、店に戻り、緊急で追加品を作る。15冊ほどいい本を。なんか親父が不機嫌。「なんで俺の値つけした本を並べないんだよ」と言う。まぁ、順番に並べるからさぁ、怒らないでくれよぉ。先ほど買い入れにいってきたらしく、本の山を整理していた。明日も買い入れが入ったらしい。そっち、頼むよ。また店番。なんか忙しい。1時間、休む間もない接客。いつも5月はGWにぶつかってしまう日程だったのを、頼んではずしてもらったのがいい方に出たのかも。とにかく早稲田・高田馬場は休日ダメなので。夜はいこいさんと近くの中華屋で食事。いこいさんが麻婆豆腐を気管につまらせ店員をまきこむ大惨事に・・・。面白すぎるよ、ずるいよ。


いよいよ9時、閉店である。最後まで御客さんが多かったので、もったいないが、延長というわけにもいかない。荷物を棚の上にあげてビニールシートをかける。班長さんは会計作業。その間に帳場を閉鎖する。で、全部片付けて報告会。ありがたや、ものすごい売上げ。ここ数年で最高だろう。もし、これを見ていて、来てくれた方いましたら心より感謝いたします。いいスタートをきれた。まぁ、一週間後にはだいたい帳尻があってそうな気もするが。


店に戻ってきてメールの返信など。ポプラ社第三編集部HP(http://www.dai3hensyu.com/)内にある、鎌田怜子さんの「カマダ道」を読む。疲れているときには「カマダ道」に限るよ、ホント(更新、がんばってね)。