文庫、文庫、文庫!

午前中は単行本のゲラチェックと、書き下ろし部分(本当は「サンパン」に掲載しようかと思ってたやつ)、「あとがき」と、「WiLL」の原稿を書く。あっさり完成。フロッピーに落として店へ行く。


今日はひたすらBIGBOX用の文庫の値つけ作業。年末に牛イチローが持ってきてくれた文庫からどんどん付ける。4時すぎ、いったん自宅へ戻る。前を歩いているおばさんが、携帯電話で「あいつは日本一手癖が悪いのよ、日本一よ、日本一! えっ、だからうちのバカ主人」なにがあったのでしょうか・・・。銀行についてあれこれ。うちは東京三菱なんだけど、UFJが加わったんだよねぇ。三菱東京UFJ銀行って、「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」みたいな感じですね。


戻ってきてからも文庫付け続き。最低価格の百円つけても微妙な本たちは全部均一にまわす。出久根達郎さんの『面一本』(講談社文庫)が出てきて、つい読んでしまう。この小説は、架空の早稲田の古本屋が題材。実際には無い「西早稲田4丁目」なの。ホントは3丁目までしか無いんです。なぜか、うちの親父は実名で登場。パラパラと。今日は3箱分しかできなかった。6時を過ぎて7時近くに閉店。お客さんは少なかったけど、売り上げはまぁまぁ。開けた甲斐はあった。


ハットリくん」の実写版を見た。どーでもいい感じだった・・・。ちなみに今年最初に見た映画は、豊田四郎の「夫婦善哉」でした。淡島千景が客に教わった英語、「オーマイダーリ」連呼が耳に残る。見るたびに〈自由軒〉のカレーが食べたくなるよ。


古畑任三郎を見てから、店へ。原稿送るの忘れてた。メール入稿して、今日も終わり。今週は単行本の整理、新宿展の目録書き、やらにゃ。10日初日のBIGBOXが始まれば逆に楽になりそうだ。


あと、昨日の深夜やってた「ガチンコ視聴率バトル」のデンジャラスのノッチ対アンタッチャブルの山崎の「ハイテンション対決」くだらなすぎ! 笑いすぎて死ぬかと思った。さらに、今日の昼に自宅で見た、内田裕也プロデュースの年越しライブもすごかった。途中で、「イマジン」のCDを借りに本人がツタヤへ。店員が「会員証は?」と聞くや「無いよ!」「どうしましょうか?」「くれよ!」と言ったあげく(店長判断により貸し出し許可)、「かけてくれ!」とその場で曲をかけさせる。そして、一緒に口ずさむ裕也さん。完璧だった。スタジオの関根勤が「あれは貸さざるをえないでしょう。店員さんも正しい」と言っていたのがまた面白かった。ステキすぎ。