雨のBIGBOX最終日

今日は午後、親父が少年サッカーの仕事でいないので、昼食休みも短かった。自分の店の仕事ではないことで、あちこちメール。そういえば今年の穴八幡での早稲田青空古本祭。例年は10月1日〜6日の固定日程開催だったのだが、初めて変わることになった。今年、通常開催だと月曜日が初日で、最終日が土曜日。週末に勝負できないのである。以前は平日開催だけでも、大学関係のお客さんだけで勝負できたのだが、今は厳しいと判断。かといって神社にとって忙しい秋。日程をこちらの希望通りという変更はできないので、中途半端ではあるが木曜初日の9月27日〜10月2日という日程に。2日目から金・土・日とくる日程である。通常7時までの営業時間は多分、初日だけ8時に延長になると思います(まだそこまで話してない)。


6時半、BIGBOXへ。4月開催は本日最終日。偶数月参加のメンバーは、これで最後になる。配布している「さよなら古書感謝市」のチラシをもらう。自分が書いたのに、もらってなかったんだよ! いつもと変わらなく終わる。閉店間際、さとし書房さんの棚に比較的新しい本でほしいもの(読みたいもの)がいくつかあり、「安くしてーな」と言ってみると、とんでもない割引価格にしてくださる。わーい。高野秀行さんの『アジア新聞屋台村』とか橋本治『BA−BAHその他』とか。鶴本さんの縛りを手伝い、終わってから机や備品の片付け。自分たちも、この作業は最後になる。それでも暢気すぎる会話が。某店主「もうやだー、重いの運びたくないー」。いこいさん「もう終わりでしょ。来月は本を運ぶだけだよ」。某店主「その次は何運べばいいんだよ」。いこいさん「あんた、もう先無いんだから。その後は俺があんたを落合(火葬場のあるところ)に運ぶだけだよ」。おいおい・・・。8時過ぎ、解散。特に報告事項もなく、さらりと解散。まだ来月あるし、備品の行方を考えなきゃいけないし、お金の分配のこともあるし、終わったってこれからも店は続いていくし、というわけで何一つ感傷的な気持ちにはなれないのです。


いそいで「ニュー浅草」。すでに堀切直人さん、右文書院の青柳さん、『浅草育ち』の著者である島田和世さん、S社のMさんがすでに飲んでいる。なんの会か・・・と言われるとよくわからないが、島田さんを囲む会、のような気がする、が違うかもしれない。島田さん、まもなく80歳とは思えない方。日本酒、手酌で飲んでるからね。S社のMさんは、これから、自分が読みたい本をたくさん作ってくれるんだろうなぁ、という方。10時半ごろまで。


雨は止んでいて、急に傘が重く感じた。