週末カレー

今日も目録入力作業。昼休み、自宅に戻るとつい寝てしまう。深夜作業続きで睡眠不足。で、昼寝ちゃうからまた夜、中途半端に作業しちゃっての繰り返し。店に戻るときにコンビニに寄るとレジに行列。前に並ぶ50歳ぐらいと思われる背広男ふたりの会話。「あれ、なんてったっけ、ほらSMのかっこした・・・」「あぁ、女芸人の・・・」「そう、『八つ墓村』のポーズやる芸人」。、『八つ墓村』じゃねーよ、『犬神家の一族』だよ! 店に戻ると、比較的新しい本だが、一度扱いたかった高額の詩集が入荷。目録に載せよう。


昼の番組に水森亜土が。いきなり、犬、鷹(雉のつもり)、猿(ぬいぐるみ)を連れて団子をほおばるという登場。レポーターの麒麟が「自宅はどこですか」の問いに「鬼が島!」。どうすればいいんだ!


 閉店後、自転車で高田馬場駅。古本屋Sさん、浅生ハルミンさんと待ち合わせ。BIGBOX2階のカフェである仕事の打ち合わせ。1時間ほどで終了。その後、本日神保町でおこなわれた石田千さんと元アクセス店長・畠中さんのトークショーに行っていたカネコウノのコウノちゃんが合流。一緒に食事。インド・ネパール料理の〈マヤ〉へ。けっこうおいしいし、カレー2種類、タンドリーチキンとカバブとサラダの皿、ドリンク付きで、ナンとライスはおかわり自由。それで1600円ぐらいのセットがあるのでうれしい。コウノちゃんが今日行ったトークショーやワインラベルの展覧会のことを聞く。その後近くの〈ジョナサン〉でお茶。


自分は現代小説のことについてはもうまったく無知であるが、さっき偶然待ち合わせのブックオフで手にとった石黒達昌という人の『平成3年5月2日、後天性免疫不全症にて急逝された明寺伸彦博士、並びに、』(福武書店)っての変。横書きのレポートスタイルで写真やら表やらが入っている。芥川賞候補作品だという。こういうタイプだから有名なんだろう、たぶん。自分は知らないけど、変なのでつい買ってしまった。自分で読むつもりで買った永沢光雄さんの『声をなくして』(晶文社)、帰ってきて表紙をめくったら献呈署名本だった。「ありがとうございました」とある。別になんでもない当り前の感謝の言葉だが、せつない。