魔王降臨

日記がおいつきません。今14日です。


月の湯の翌日。昨夜は二次会もなく(でも12時ごろだったけど)早く帰ってそのまま寝てしまった。で、今日起きたらもう午後2時近く。一箱古本市に行く気マンマンだったのだが、時間的にあきらめる。本当に申し訳ない・・・。店にいって月の湯の残務処理あれこれ。それだけで6時半すぎになってしまう。


7時に高田馬場。立石・岡島さん、リコシェ・豆ちゃんと合流。とりあえず、さかえ通り奥の台湾料理「夜来香」へ。「WiLL」の川島君に教えてもらってからよく来ている。安いしうまい。電話があり、高田馬場駅へ迎えに。火星の庭・前野さん、荻原魚雷さん、名古屋リブロのAちゃんが。西荻コクテイル狩野さんと角田さんのトーク帰り。ちょうど電話があり、同じく遅れていた海月書林の市川さんが到着。みんなで店に向かう。瀬戸君、NEGIさんも到着。今日は火星の庭・前野さん上京の歓迎会。昨日、前野さんが月の湯の打ち上げに出られなかったので、今日になったというわけ。で、先日、海月ちゃんに聞いたら「前野さんに会ったことがない」というので御誘いしたのです。


今朝、まずは月の湯のカフェで使った座布団を目白の上り屋敷会館へ返しにいく役目が岡島さんと豆ちゃんだったのだが、待ち合わせの9時に豆ちゃんの自宅に行くと、電話にまったく出ない。起きたのが9時過ぎだったという。それなのに豆ちゃんが岡島さんに言った言葉。「なんかー、6回も着信があってー、超うざい」。さすがだ。しかも豆ちゃん、そのまま一箱古本市と併催の、かんのん楽市に出品するのを運んでもらったというのに・・・。一箱古本市は賑やかだったようで、豆ちゃんも「たくさん売れた」と喜んでいた。


瀬戸君が怪しすぎる。何か言っては魚雷さんに「今、なにも考えないで言った」とつっこまれている。前野さんのつっこみもどんどん厳しくなっていく。「僕は〜コンクリートの〜溝が好きなんです!」といいながらパチンコ玉を出し「これが今日、溝に」と。一同「・・・・・。」。ステキだ。しかもそのパチンコ玉を海月ちゃんにプレゼントするという暴挙に。わけわかんないよ!


閉店時間になり、海月ちゃん、リブロのAちゃんは帰る。上京後毎晩朝方まで飲み続けている前野さんも「行くわよ」とヤル気だ。さすがは「東北の魔王」。BIGBOX近くの「和民」へ。ここでは前野さんの過去などをみんなで聞く。岡崎さんの「女子の古本屋」の前野さんの記事は衝撃的だったが、さらにまだ衝撃的な過去が・・・。その後、真面目な話も。今度はじまる仙台を本で盛り上げるためのBook!Book!Sendai プロジェクトについてなど。さすがというかなんというか、浮ついた感じがないというか、派手にやればいいというものではなく継続的に目的を達成するような形でやりたいという。なんだかすごく説得力があった。


やはりこういうことというのは、きちんと「点」だけではなく「線」で考えられないと無理なのだと思う。本の質とか陳列方法とか、それだけにこだわっても継続していく「線」、大まかな目標とかコンセプトとかがないと小さいイベントというのは難しいのではないかと思う(上っ面だけ新しいふりをして、既存のシステムや権威にぶらさがってるだけのものとかは問題外として)。自分たちでいえば、「わめぞ」が線で、「外市」「月の湯」が点になる。所詮、点は点。線をどう描くかが大事なのだ。点だけにこだわるのは「今だけを考えてる」という感じがする。今、その売上は未来に向かって、長いスパンで上昇していく可能性があるのか。1個の催事の成功とか失敗とかどうでもいいじゃんと思う。外から見ると同じように見えても、話してみると違うなぁと思うのはいつもそこな気がする。なんだかどうでもいいことにこだわられるとガッカリする。やっぱり「線の人」と仕事がしたいし、話したい。火星の庭の前野さんはまさにその、ぶっとい線の人なのである。


夜中の3時まで。みんなをタクシーで見送る。ねっ、眠い・・・。


そういえばPippoが仙台での古本市に参加するそう。火星の庭さんに出品とか。
Book!Book!Sendai http://bookbooksendai.com/