お客様はスピノザ

昨日残した分の伝票書き。途中、金峯堂書店の太一さんが来て、青空古本祭の話など。大学に挨拶に行ってきたという。で、いろいろあって相談に。こちらも決めて欲しいことがあったのでお願いなど。帰り際、二人ほぼ同時に「今年、やめようか」と口から出る(おいおい)。


入れ違いで平野書店の平野さんがやってくる。青空古本祭の事前貸出金の希望を聞いてまわっている。希望額を今月貸し出して、青空の売り上げで返すのである。あまり調子にのって借りすぎると、秋に後悔するし、でも今は入用だし・・・。どかんと借りることに。売れる、売れるよ今年は! と自己催眠をかけてみた。


昼食。家でハヤシライスを食べていた。置いてトイレへ行き、帰ってきたら子猫のクルミがバクバク食っている。なんてことを! 取り上げたら「プギャー」と怒られた・・・。


午後も伝票書き。人気あるのは、半澤成二『大正の雑誌記者』、講談社『社長様講演集 少年部編』(すごいタイトルだ・・・)、木村毅『私の文学回顧録』、J・ダワー『増補版 敗北を抱きしめて』、東京堂の『随筆辞典』5冊揃(だけど函無し)、福岡隆『人間・松本清張 専属速記者九年間の記録』など。伝票書いてると、たまに宛名のところへ書名を書いてしまうことが。今日なんか「スピノザ様」とか書いちゃったよ。誰に送ってるんだよ! 以前は「大塩平八郎」に送ったこともあるよ(申し訳ない・・・)。


雨のせいでお客さんが少ない(ホントに雨のせいなのか?)。と思ったら、目録注文品を取りに来てくださったお客様が、他にもたくさん買ってくれ、かなりいい感じに売れた。しかも『WiLL』見てきてくださったというダンディなお客様が2万円の揃いものを買ってくださる。『WiLL』は読者年齢層が高いからか、「見てるよ」といって来てくださるお客様の購買額がいつも高い。ウレシー。みんなが若者・女性にはしるので、ステキなおじ様は早稲田が独占させていただきます(G・馬場さんの言葉のパクリで深い意味ないっすから・・・)。今日は家で締め切り近い原稿書かねば。


さっき自宅で見た「TVチャンピオン」の「なでしこ中高生 美しい日本語王選手権 」(http://www.tv-tokyo.co.jp/tvchamp/result/result.htm)なんだか面白かった。誰だよ、こんな企画考えたの・・・。