眼福、眼福
今日は、家から文庫を運んで値段つけやろうとするも、雨で運べず。少し店に放置されている本を整理する。その後、ポプラ社の鎌田さんからメルマガ「ポプラビーチ・ニュース」の原稿確認がメールで。「古本屋を怪しいと言わないで日記」を短期連載中。書き足して返送する。夕方配信された。次回は10日に配信。登録はこちらから。http://www.poplarbeech.com/
午後は、BIGBOX用の本の値つけ。雨は降るわ、店の前は下水工事だわ、ダンボールで買入れの本が大量に届くわ、めちゃくちゃだよ! 在庫をゴソゴソあさりながら次々とつけていく。文庫終わらせたいんだけども、ホントは。
6時すぎ、ポプラ社の鎌田さんがお店に来る。おみやげもらっちった。ありがとう。近くの喫茶店へ行く。鎌田さんが担当した最新刊、長嶋千聡著「ダンボールハウス」(9月9日配本)をもらう。著者は大学の卒業研究をきっかけに名古屋市内のダンボールハウス(純粋にダンボール素材というのではなく、ホームレスの方の家全般を指す)の調査をはじめたという。ホームレス版「間取りの手帖」といった感じ。施工人数、築年数、工期とかの項目が面白い(笑)。いろいろな「型」ごとにイラストに説明が。「ネコ専用」っての面白すぎ! 作った主のコメントも最高。猫、かわいそう!!見てみてくださいな。1300円+税。
途中で、未来社の天野みかさんが来る。天野さんと鎌田さんは初対面。だが、天野さんが「ポプラビーチ」の鎌田さんの日記「カマダ道」の愛読者なので、やたら詳しいのがおかしい。それにしてもカマちゃんの話、面白い。次の予定があるというので鎌田さんとはお別れ。天野さんと、いつもの店「とんちゃん」へ。いろいろと打ち合わせ。30分ほどマジメに話して、あとはバカ話。12時近くまで飲む。
吉田豪「人間コク宝」読了。期待通りの内容。ROLLY、カルーセル麻紀はとくによかったよ。吉田豪は凄いなぁ、小さい穴をチクチク開けてダムを決壊させるような凄さ。ライターとしてはもちろん、すばらしい「編集者」でもある。面白かったし、何も文句はないのだが、ビシッとまとまりがよかった「男気万字固め」のほうが「本」としては好きかも。山城新伍兄ィがありましたからな。チョメチョメですよ。
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明日は文庫運べるのかしら。