今日から、また

やる事が意外に早く終わったので、今日から再開します。昨日、食事するために原宿に行ったので、ふさびさにここの「ブ」に行ってきた。店に入ると、105円均一の前で、携帯屋さん同士がトラブルになっており、一人がストラップで叩かれていた(笑)。あぁ、あるねぇ、ここ。40冊も買っちゃったよ! 紙袋2つ分。店を出て駅へ。駅前でタクシーの運ちゃんに、車から出て怒鳴っている女性同伴の兄ちゃんあり。そしたら、さらにその後ろの車から怖いお兄さんがおりてきて、逆にその兄ちゃんが小突かれていた。待ち合わせの店に袋を下げていくと「頭おかしい」と言われました(相手は全く本に興味ない人間)。


さて、今日の話。昼ごろ、聖智文庫さんが来店。いろいろと話し、たくさん買っていただく。いつもすみませんねぇ。右文書院の単行本の原稿、直しの部分は戻した。後は分量見て付け加える。そちらが終わったので、来月の『WiLL』原稿を書き始める。書き溜めていたストックが先月で終わってしまったので、今月からちゃんと書かねば。急な仕事がはいる場合もあるので、また少し溜めたい。


昼食までもう少しという時間なので、「週刊文春」をパラパラ。姉葉建築士の「髪型も偽装」という言葉がツボに。一日中頭から離れず。「この人の一週間」に斉藤政喜さんが。読んでいたら内澤旬子さんのお名前が。取材で一緒にドクター中松邸に行ったのだが、機嫌を損ねてボツになったという。気になるー。内澤さん、今度聞かせてくださいな。


昼食後、原稿完成。川島君、明日送るね。店用の文庫値つけ、単行本の値つけして棚出し。その後、あと少しとなっていた、坪内さんの『極私的東京名所案内』を読み終える。店で本読むの、久しぶりだ。過去の東京の、クセ者たちが本の中を生き生きと歩いている。「極私的」とつける気も、彷徨舎から出したいというのも分かるような気がする。「極私的」がそのまま形になるのには、これがベストだったのではないか。雑誌初出のコピーをそのまま初校として渡したという「彷書月刊」田村編集長へのラブレターなのかも(そんなわけないか・笑)。百年後、この本のあとがきを見る人は、どう思うのかしら。「幸せな本だな」って思うんじゃないだろか。


閉店後、DVDを返しに(「ポリスアカデミー」だ)大久保ツタヤへ。帰りに1階の「ブ」をのぞく。大佛次郎『猫のいる日々』(六興出版・昭和53年初版)を見つける。猫についての随筆集。装丁は、以前に海月ちゃんの「いろは」でも特集されたことがある猪熊弦一郎さん。猪熊猫、微妙な感じもするんだけど(笑)好きだ。