適当論

廉価本のコーナーの本を入れ替えする。おとといの市場で買った本の値つけ。2、3000円かなぁ、と思ったけど、なんとなく「高いかも」と思った本をネットで調べたら、15000円ぐらいついていた。と、わかってもそんなに付けません。7000円で。あんまりネットで値段ばっか調べると「つまんない店」になってしまうので、いつもは気にしません。相場なんてドーデモいーんです。適当。


適当と言えば、昨日、池袋リブロで買いましたよ、ソフトバンク新書の高田純次著『適当論』。人生の師匠ですから(笑)。「元気が出るテレビ」のロケでの登場シーンだけで3杯はメシ食えるよ。と思ったら、中身は実質、精神科医和田秀樹著『高田純次論』なのでした。それじゃ、面白くないずら。最後の独白は面白かった。全編これにしてほしかった。横尾忠則に憧れてたんだ。735円ですから、古本で買えば損はしない内容かな。メシ食いながら読了。


大阪の中尾務さんから、「CABIN」8号が届いた。中尾さんの個人誌なのだが、毎度すばらしい出来なのだ。600円と定価あるんだけど、どこで買えるんだろう(笑)。「sumus」を買っていたような人には嬉しい冊子だと思うんだけどなぁ。松本八郎翁の本の処分顛末記「本の処分、みたび。」が面白い。扉野良人さんも寄稿。家に持って帰って見よ。


夕方から、未来社単行本のメープルさんの原稿を書き始める。冒頭部分しか書けず。雨も降ってきて閉店時間なり。


蟲文庫さんの日記の「うれしい便り」、自分も嬉しい。「ステキな出来事」は、そういう何かを信じて店番をしていないと訪れないのです。信じることができない店主には、どーにもならない日常しか、やってこないのよ(適当です・笑)。
http://mushi-bunko-diary.seesaa.net/article/15280528.html