寿司!

日中は目録入力ひたすら。先月開催された東京古書組合新宿支部の総会報告などを制作するのを忘れていて時間を取られた。のあー。


閉店後、雑司が谷旅猫雑貨店とjungle booksの間にある鮨義さんへ行く。みちくさ市でおなじみ、鬼子母神通り商店街の建持会長が今日はごちそうしてくれるのだ。みちくさ市関連であれこれやっているメンバーが呼ばれた。会長によれば武藤だけ「だって食わせないと店の前にウ○コまくっておどされてさぁ」という理由らしい。完全な脅迫・・・。他に瀬戸君、豆ちゃん、u-sen。お寿司もおいしいけど、ゴーヤの天ぷらとか沖縄関連の飲み物やつまみがおいしい。カニの味噌汁がうますぎ。u-senが無言で黙々と食べ続けているのがステキ。デザートの自家製杏仁豆腐もおいしく。食い過ぎた・・・(武藤はさらに「会長ー!大トロ食っていいか?」と2つ食ってたけど)。
会長、本当にありがとうございます。9月のみちくさもがんばります!!


なんだか今日はまったく仕事のノルマをこなせていないので腹いっぱいのまま残業でございます。

わめぞを知らないあなたへ。

■わめぞ民ミニ名鑑(2) 退屈男
「退屈男」はWEB上のハンドルネーム。本名非公開。退屈君はいまだ20代の若者。以前は書店員をやっていたのだが、今は他のバイト生活。退屈君ほど知名度が時期によって違うのも珍しいだろう。比較的最近、一箱古本市とか、わめぞとかに興味を持った人にはほとんど知られていないだろう。でも、一箱古本市がはじまる前から初期の頃に本に関するブログを読んでいた人たちには大げさじゃなくかなりの有名人だろう。新刊、古本に関わらず自分の足で歩いて集めた、ちょっと他で話題にならないような、でも興味ある人が多そうなネタをブログ「退屈男と本と街」で公開していて、いろんなジャンルに興味がある人をかなり大きく巻きこんでいた。ツイッターのない時代には重宝される情報だった。そしてなにより一箱古本市について書いてあるブログをひたすら集めた「一箱古本市リンク集」が人気になって、本当に彼が話題の中心にいた時代があったわけです。ある意味、一箱のネットワーク化の初期における退屈君の貢献度はかなりあったはずだ。


 自分はブログのコメント欄を通して交流があって、その後、店に来てくれた退屈君と知り合いになった。わめぞより前のこと。わめぞには最初の会じゃなくて、二度目の会合(忘年会)に「なんか変なメンバーなんだぜ。退屈君も来いよ」と自分が連れてって、その日から加入(立石書店の岡島さんもこの日)。


しかしながら、退屈君は書店員をやめてから没落っていうか(笑)、仕事は見つからないわ、ブログ書くのやめるわ、わめぞにも若手がどんどん入ってきて存在感が薄れていくわ、大変なのでした。ただ、退屈君はとても「純」なんですよ。情報集めてきて「有名になりたい」とか全然ないのです。自分が面白いということが大事。それを紹介して他の人は勝手に楽しめばいいという感じ。かわいそうだったのは「一箱古本市リンク集」を義務化されちゃったこと。作って当たり前みたいに言われると退屈君の自発的な楽しさが消えちゃったんですね。彼が作らなくなったのは「わめぞ」に関わるようになったからと思っている人もいると思うけど、それは違いますよ。冗談でも強制的にやらせるようなコメントを続けた南陀楼さんの責任です、マジで(笑) その後もブログを書かなくなった理由は知らないけど、みんなが退屈君に対してあれこれ言うのは、かつての輝きがあるからなのは間違いないわけで。その輝きを本人が消化できていないのがここ最近の退屈君。


まぁ、でも過去は過去だから。面倒なら捨てればいいと思うよ。でも、私生活の安定も楽しいけどね、もう一度、ただ面白いと思ったことをちょっとずつでも書けばいい。目の前の人だけじゃなくて、ほんのちょっとでも周りに楽しいと想った事を伝えれば、今よりもっと「わめぞ」を楽しめると思うよ。輝きなんて取り戻さなくていいから、今の自分を伝えなよ。がんばれ退屈。紹介じゃなくてメッセージになっちゃったけど、おわりです。


ブログ「退屈男と本と街」 http://taikutujin.exblog.jp/