書き込み、消し消し

昨夜の飲み会、初めて会う若い女の子に職業を聞かれ、「古本屋」と答えると「えーっ、じゃあ将来はなにやるんですかぁー」と聞かれいろいろと怖くなったよ……。


今日は一日中独り店番。早大生協古本市の値付け作業。ネットに出していた本で動きが無いものを出すことにした。全部在庫登録からはずして値下げして縛る。いつも鹿児島から上京の時に寄って下さるお客様が来店。「いやぁ、最後に楽しみを取っておこうかと思って向井さんとこ最後にしたら、目が疲れちゃって、お金も無くなってあんまり買えそうもないわぁ」。そんな!!
とにかくここ最近買った本は、店のメイン棚に入れるもの以外は全部値段付けた。弁当を喰っていたら目の前に車が止まりお客様が降りて入ってきてささっと高額本3冊を買ってくださり颯爽とお帰りに。すべてにおいて夢のよう。某編集者さんからの食事会のお誘いメール「クマ食べ放題のお店です!」って、「カニ」の間違いだよな……。残念ながら先約あって行けませんが。


先日の買ったえんぴつ書き込みのある本の消し作業をやることに。俺、嫌いなんだよな、これ。安い本ならともかく1万円近い本だとやっぱり消そうかなぁとなる。集中力がないタイプなので後半、ビリッとページ破ること多々あるので頑張る。しかし、普通書き込みって前半だけが多いけど、この持ち主さんはちゃんと読んでおられて最後まで結構な書き込み。3冊終えたら閉店時間


閉店後、百人町のマンションで美味しいごはんいただきながら会食。本とは関係ないんだけど、とてもお会いしたかった方と。楽しい裏情報ききながら、飲んで食う。昨晩ほぼ徹夜になってしまったので、今日は早めに帰ることに。明日も楽しみな会食がある。


雑誌『spectator』Vol.36が発売、表紙と本文イラスト、目次と各章題字の文字を武藤良子が描いているそうです。詳細は武藤のブログで。http://d.hatena.ne.jp/mr1016/20160601