五反野怪人物博覧会

お店休み。ちょっと店で本の整理。そういえば、アンダーグラウンドブックカフェ(http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/)の古書目録が届いていた。図版見てるだけで楽しい。これを見ていると、このお店の皆さんと「同業者」と言っていいのだろうか、とふと思う。5月8日から10日まで。詳細はHPにて。


まだ発売日(26日)まで少しあるが、ポストの中に『WiLL』6月号(http://web-will.jp/latest/index.html)が届いていた。ついに小林よしのりが登場・・・。本に関しては、恩田陸さんのインタビューと、花田編集長による矢崎泰久氏『「話の特集」と仲間たち』のインタビューが。矢崎氏の本の「あとがき」を読んだ人なら氏の『WiLL』登場は「おっ」という感じか。でも、その辺には触れていないんだね、二人とも(笑)。藤原新也氏と飯沢耕太郎氏による写真対談は「女優」。香川京子とか新珠三千代とか、みんなキレイですねぇ。今の女優さんにない雰囲気がある。若尾文子の写真がステキ。とりあえず日垣さんの連載だけ読む。


5時に東武伊勢崎線五反野駅へ。すでに南陀楼綾繁さん、エンテツこと遠藤哲夫さん、浅生ハルミンさんが待っている。今日は南陀楼さんの連載(ミニコミ『酒とつまみ』(http://www.saketsuma.com/)掲載)の取材に同行。スーパーの中に古本屋がある、というのを見たくて来たのだが、いきなりスーパーごと閉鎖。がっかりしたので、今川焼をパクつきながら次の古本屋に向かう。「四季書房」へ。ここはいい古本屋さんですよぉ。ちゃんと値段がついているが、「欲しい」と思う本ならそんなに高くないし。3冊買う。『えろちか 特集・ブルーフィルム大全』はテディ片岡若松孝二、吉村平吉などが寄稿。それから『人物往来 特集・秘録 戦後20年』は表紙が柳原良平。竹中つとむ「「豚と軍艦」と米大使館」所載。あと、『別冊新評 鈴木忠志の世界』を各数百円で。この場所に、このようないい古本屋があるとは嬉しいねぇ、こりゃ。


もう一軒、新古書店ぽい古本屋へ。50円文庫コーナーで2冊買う。その後、『酒とつまみ』の大竹さんが到着。駅そばの飲み屋「幸楽」へ。実に味のある御客さんで賑わっている。店頭に「あじ」の水槽があり、その水槽に「新鮮あじ刺身」と貼ってあるのがせつなかった。南陀楼日記にあるように「キムジョンイルばんざーい」とか言うオヤジ、「いいから千円よこせ〜」とたかるオヤジなど、なかなかのディープスポットだ。サイコー。それなのにつけてあるテレビは「ちびまる子ちゃん」。見てないよ、全員・・・。エンテツさんの一日をグラフにすると「酒」に関係ない時間はどれぐらいあるのか、と話したりする。結論としては「ほぼゼロ」。ステキだ。少し早めに解散。はぁ〜疲れた。


またもや晩鮭亭さん(http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/)とニアミス! 五反野でニアミスってのはなかなか無いよ、これは。ご一緒して飲みたかったです、残念。