古書市場でひさびさの労働

11時すぎ家を出る。神保町の古書会館へ向かう。今日は、水曜日の市場「東京資料会」の大市である。いつもは最低入札価格が2000円なのだが、大市は10000円。そういう品物が出るわけだ。向井はこの市場の経営員(市場の現場運営する人)のOB。現在の主任が早稲田の金峯堂の太一さんということもあり、手伝いに呼ばれた。太一さんの前の主任が牛イチロー。その2人前の主任が向井である。13年ぐらい働いていた。長すぎなんですよ。高校卒業して一週間後に何するとこだか知らずに入ったんだもん(笑)。まぁ、バブルの残り香でお金もたくさん貰えて遊びまくりでいい思いしたのもこの市場のおかげなのだが(笑)。大学行ってたらこんな事はできなかっただろうし。


懐かしい顔がたくさん。くだらない話をあちこちでする。お弁当をいただき、1時よりいよいよ開札。本には封筒がついていて、これにほしい金額書いて入札するんです。で、一番高い札書いた人が落札できるのです。それを開札するのが今日の仕事。ひさしぶりの仕事ではあるが、意外に憶えてるな。おしゃべりしながら楽しく(本当はいけないのだが・・・)開札作業。まぁ量もあるし時間もかかります。5時半ごろに全部終了(いろいろ端折って書いてます)。その後、落札者ごとに本を仕分け。これ、並べ作業、片付け作業を入れると一週間かかってやってるんです。今日が本番というわけです。皆さんお疲れ様です。


今日は、先約があり、途中までという約束だったので、5時半すぎにあがらせてもらう。すまんねぇ・・・。九段下へ行き、人に会う。その後、「WiLL」編集部の川島君と会う。近くの居酒屋でお寿司パクつきながら(おいしかった)。著者関係で今日、秋葉原へ行ったという話などを楽しく聞く。その他いろいろ。その後、会社のほうへ寄る。花田編集長にご挨拶。編集部に置いてあった谷沢永一『紙つぶて―自作自注最終版』について話したり。花田さんもお気に入りの様子。索引は、編集者の人がつけてくれたと谷沢さんも喜んでいるのだそう。確かに便利だ。いろいろ聞いてたら欲しくなっちゃったよ。花田さんは、ワックの新刊である八杉康夫著『戦艦大和 最後の乗組員の遺言』の広告チェック中。「よし! これでいこう!」の元気な声が響き渡る。で、その本もいただいてしまった。時間なので帰る。川島君、今日はいろいろありがとう。感謝しています。


その後、新宿へ移動。知人たちとの忘年会。すでに二次会でカラオケに。今日は疲れたから聞くだけに。友人Y子の「ENDLESS STORY」が凄かった。みんな聞き惚れてました。早々に退散。毎日忘年会の予定で埋まっていきますが、まだ募集中です(笑)。気軽に誘ってくださーい。


すみませんが、明日から一週間ほど日記お休みします。お知らせがある時だけ更新します。14日ごろから再開予定。よろしく。