びんぼう金なし

早朝から大変すよ。円天の、L&Gのクソオヤジが新宿なもんだからヘリが飛びまくりでうるさくて寝られないっす。さらに、早稲田の浅川書店さんが朝方、火事に。隣からのもらい火だそうです。今日は有志で濡れなかった本の運び出しなど大変だったようです。自分としても直接あれこれ聞いたわけではないので、この件はこれぐらいで。かなりの火事だったようです。


今日は新宿展用の本の整理。お店、ピリっとしないです。そんな中、自宅のガス代とか店の電話代とかの請求が届いてせつないです。いや、笑い事じゃなくて、ほんのちょっとの現金がなくて困ることもありますよ、ホントに。なんだかお店や(今日も)、イベント会場などでよく「順調そうですね」とか「楽しそうですね」とか言われるのですが、全然華やかなことないし、経営はギリギリすぎるし、やばいです。このブログは「お店のブログ」だし、楽しそうに見えるように書いているわけで、書けないヤバいことだらけですよ。まぁ今のところ「古本屋」が、というよりうち個人の問題ですけどね。儲からないにせよ、未来に向かって金を払ってるのは大丈夫でしょう。うちは後ろ向きですから。昨年の5月にうちの親父が経営を放り出して自分が引き継いだんですよ。もう目先だけのことしか考えていないデタラメに次ぐデタラメで崩壊寸前になっていて、まぁ気付かない自分も悪いわけですが、そんなのを受け継いでるわけです。いや、もう自分の将来ないですよ、マジで(笑)。


とはいえ、戦い続けるしかないわけで、こういう余裕がなくなって沈みがちになりそうなところ、「わめぞ」のみんなやいろんな人に支えられてなんとかやっていっているわけです。特に下の世代を見ていると刺激を受けるよなぁ。「わめぞ」界隈では”白シャツ王子”うすだ君(高円寺「古楽房」で店番しとります)、丸三文庫で本を出している赤丸羊三ことF君、豆惚舎の山本君、それから「HB」の橋本君や東川端君。みんな「若い」ということに甘えず活動している。今の自分なんて、のんびりやってないで、彼ら20代の人間と同じくらいの気持ちでやらなきゃいけないんだなぁと思いますよ。楽しいことを続けたいならそこからの努力が大事。ありがちな、女っ気の無い男に彼女ができるとそこばっかりになって周りとの関係が変わっちゃうような、そういうダメ人間にならぬよう、コツコツやるしかないっす。置いてけぼりはやだよー、のあー。


で、何がいいたいかというと、貧乏兄弟の武藤さん、安酒飲みに行こうぜぃ(そんなことかよ)。