上り屋敷会館!

sedoro2009-04-13

今日は3か所から買い入れの荷物が届き、査定。OKをいただいたものから値つけ作業。全部終わらずに一日が終わってしまいました。なので昨日の話を。


日曜日。午前中は先日岡島さんと買いに行った荷物の分類。自分の店で売りたいものを抜かせてもらう。日本現代史の黒っぽいところだけ30冊ほど。ありがたい。


メシ食ってから今日の「ワメトーク」会場、目白の上り屋敷会館まで。Pippoの音楽プロデューサー、カヒロさんだけいた。ぐだぐだしてると、わめぞ民が続々登場。出演の武藤良子も「阿部定」Tシャツでやる気マンマンだ。暇なので武藤とあれこれ遊んでいて、4の字固めのかけ方を教えたら、若手陣に「4の字やらせろ!」と大変なことに。しようがないので、サソリ固めで眠らせた(おいおい)。写真は、出演者とは思えない客入れ直前のマンガ読み女・武藤。遊びすぎてはじまるころにはかなり疲れていたっぽい・・・。


豆ちゃんのマイクでスタート。豆ちゃん、リハでもトークタイトル忘れたのに、本番でもおなじミス。ステキだ。版元であるアストラの担当で、先日のテレビ「東京マスメディア会議」にも出演していたミニコミ「葬」編集長でもある奥山さんの葬式風開会宣言(傑作。ていうかこの時点でお腹いっぱい)。そして司会である南陀楼さんにより、静かにスタート。デザインなどの悪口から。武藤さん、ちょっとキレが悪い。まだ温まってない感じ。それでも南陀楼さんの巧みな司会でだんだんと来たところで前半終了。


Pippoライブがはじまる。客層が、わめぞイベントにいつも来てくれている層ともちょっと違うこの空間で、いったい何が! ウサリンの手をひいて登場。この瞬間のなんともいえないどよめき・・・。それでもPippoは堂々と、まさに堂々とステージをやりきり、最後の方は客席も盛り上がっていた。とてつもなく度胸があるなぁと素直に感心した。実は自分、Pippoのライブを見るのは初めて。この日のリハからライブまでずーっと見ていて、あぁ、Pippoは「歌」なんだなぁと、当たり前のことに気づく。本当のPippoのこと、なんにもわかってなかったんだなぁと思う。プロデューサーとしてのカヒロさんの存在の大きさや諸々のことが津波のように胸にせまってきて、なんともいえない気持に。勉強させていただきました。新曲、とてもいいね。


トーク後半戦スタート。すっかりいい感じになってきて、南陀楼さんが司会オンリーにならないと動かない状況が終わり、南陀楼さんもトーク参加者の位置に来られる雰囲気に。二人に責められたりも楽しい。塩山さんは直球の人なので、まぁ、かっこいい(塩山さんのことはとても好きなのだが、しかし中途半端に誉めても喜ぶような人じゃないので、今後もブログでは悪口しか書かないつもり・笑)。仙台から来た、いがらしみきおさんも途中で参加。「塩山さんは死んだと思ってた」など、ステキな話ばかり。いがらしさんはちょっとおもしろすぎです。大爆笑のうちに終了。南陀楼さんの名司会ぶりはすばらしかったっす。ありがとうございました。


おまかせしきりだったけど一応主催者側の自分が言うのもなんだが、めちゃくちゃ面白かったよ! トークとかライブを見たって感じじゃなくて、演劇の舞台みたような感じ。それにしてもいつもは”わめぞの女子核爆弾”の3人、今回のイベント仕切りをやったリコシェの豆ちゃん、トーク出演の武藤、ライブ出演のPippoがそれぞれとても輝いていたのが凄かった。お疲れ様、そしてありがとう。そして皆様、ついででいいので塩山さんの本も買ってあげるといいんじゃないすかね、まぁどうでもいいけど(おいおい)。

出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代

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さんざん楽しんだのだが、楽しみすぎてまた体調が悪くなり、打ち上げに出ずに帰った。すぐに布団に入る。これから見る夢より夢のような日曜日の午後だった。